年始2回目詣の十日戎を済ませ、そろそろ今年の運用を。。
その前に、2023年のインカムとトレードについて。
上段 LS , 下段 DCA (青 = S&P500 , 緑 = MSCI Kokusai , 赤 = AC) |
(リンク : 人生設計の基本公式)
仰る通りで。
投資家は『稲妻が輝くときに』市場に居合わせなければならない。
1980年から2008年の米国株(S&P500)の年平均リターンは約11%でしたが、その29年間の中で上昇率が高かったわずか30日を、もし逃していれば、上昇率は5.5%に急減します。
コアとサテライトの中身
伝統的なコア・サテライト戦略では、コア資産は低コストの長期投資で構成されるのが一般的です。 インデックスのリターンを実現するインデックスファンドを組み合わせると、意味のあるコア投資になるでしょう。
サテライト投資には、コア投資との相関が低く、より特化した投資が採用されることがあります。
サテライト向きのファンドの条件
「高い収益」を目指すサテライトは、コア資産以外でリスクもあるが、高いリターンを望めるものを選びます。
選ぶ基準には、
◇特定の資産が投資対象となるもの
◇より高い収益を目指すアクティブ運用のもの
資産としては、地域を限定した新興国の株式や債券、商品、不動産(REIT)や高金利通貨などが対象になります。特定の国や高金利の通貨、日本株式の中でもこれから成長するであろう分野?例えば環境など、興味ある分野を考えるといいでしょう。
対象資産によって、短期で売買した方がよいもの、長期で構えておくものと、それぞれの特徴によって運用方法も変わってきます。新興国など右肩上がりの成長を望むものは長期の姿勢で、商品など短期で構えておくべきものもあります。
- 野村證券 (野村ホールディングス)
- 大和証券 (大和証券グループ本社)
- SMBC日興証券 (三井住友フィナンシャルグループ)
- みずほ証券 (みずほフィナンシャルグループ)
- 三菱UFJ証券ホールディングス(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券
|============================ 短期国債 ============================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
|============================ 長期国債 ============================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
|======================= 市場平均 + 短期国債 =======================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
|======================= 市場平均 + 長期国債 =======================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
|========================== コンサバティブ ==========================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
アセットクラス管理での資産運用で、単にお金の得喪のみを見ている運用者にはわからない、株式に投資している投資家であれば、実体験から腹に落ちる話ですね。
「リスクが高い証券に投資した場合の期待リターンは、リスクが低い証券に投資した場合のそれに比べて高い」との伝統的ファイナンス理論の「常識」に反し、現実の株式市場では、事前に測定された個別証券のベータ値とその後に実現されるリターンとの間、そして事前に測定された個別証券の銘柄固有ボラティリティとその後に実現されるリターンとの間に、それぞれ負の相関が観察される。