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1/11/2024

インカムとトレード


年始2回目詣の十日戎を済ませ、そろそろ今年の運用を。。


その前に、2023年のインカムとトレードについて。

12/31/2023

週次記録まとめ (2023)


4月から39回で今年の記録が終わりました。


ということで、何となくのまとめ。

9/15/2023

5周目のポートフォリオ (外国株)


先日の日本株に続きその内訳など。



今週はまったりしているので、マタマタ気まぐれ更新です ^ ^

9/13/2023

5周目のポートフォリオ (日本株)


先日の続きでその内訳など。



特に理由のない、気まぐれ更新です ^ ^

9/10/2023

5周目のアセットクラス、アロケーション


一般的にごちゃごちゃした運用は、労多く功少なしと言われています。

メリデメが見合わない、と。



そう言われて久しいわけですが、非合理をふんだんに取り入れつつ運を用いて、滑った転んだしながら気づけば14年目。そして自身も先月、十二支で5周目に入りました。

7/16/2023

まぁまぁ自由な生活も3か月を過ぎ


時が過ぎるのは早いものです。

興したマイクロ法人で、かるーく仕事しながらの生活は想像よりnot badです ^ ^


4/18/2023

十分に低廉であること


いうまでもなく、運用コストは低ければ低いほど良い。何となれば、ゼロを突き破ってマイナスであれば尚良い。


簡単には、ディスカウント・ブローカーの売買手数料ゼロ (もしくは出来るだけ低い手数料) で買い集め、リスクを理解した上で貸株等利用。余剰はキャッシュと溢れる分は生債券でおk。

というあたりまえを形にすると、終わってしまうので、少々深く掘り下げるフリをした暇つぶし ^ ^

8/28/2022

配当株の点検


週末パウエル発言が秋相場の号砲?

ここ数年、自身の資産運用の勘所は、取りたくないリスクを交換することと、できれば嫌な方のボラ抑制。

現在日本のおりこうさんは、『株式はオルカン + 現預金』の割合で、自分の許容損失範囲にコントロールをしましょうとのお話で全て解決済み。

既に世界は、国家も企業もずぶずぶな関係となってしまっているが、合口ならぬミサイルを日本の喉元に突きつけるチャイナ (= 中共) にセカンダリとはいえ、金儲ければおkとホイホイ金出すのはいやですねぇ。。


もしもしGPIFさん、聞いてる?


割と本気で、Global all cap ex-CCP rule index 連動の金融商品を期待しています。

これだと組み込まれない国と企業が出てくるわけです。国では無論の中共支配地域(含む香港)と韓国やイタリア等、企業では日本だと、媚中代表格のファーストリテイリング・良品計画・パナソニック、他多数。まぁ、いいんじゃないですか。


と、まことに残念なことですが、そんな指数は存在しません ^ ^;


余談はさておき、、閑話休題。

配当株の点検

日本株は、一部配当目的での保有もありますが、原則ディープ・バリューにフォーカスし組成しているため、ここでは米国株とADRのみになります。
22銘柄中、上位10銘柄で70%程度のウエイト、米国が概ね6割、他で4割の配分です。ディフェンシブ系が半分よりやや多いくらいで、以前と比べてややコンサバな感じかな?

現在株価での配当利回り平均は、4.34% になる模様です。

1/02/2022

平穏に過ぎた2021、今年はどうでしょう (資産運用)


新年おめでとうございます。

お年頃なので体感時間の法則を妙に納得する年末年始です ^ ^;

2021年はゴルディロックス、みんな幸せ

クリプトでヒャッハーはさておき、ロングオンリーにはひたすらにぬるーく、ゆるーく甘美な環境だったといえるのではないでしょうか。

上段 LS , 下段 DCA
(青 = S&P500 , 緑 = MSCI Kokusai , 赤 = AC)

昨年やたらと目にしたワード『オルカン』。(グロソブやゼウス、ハタマタ盆栽名人?それともトラリピの親戚?なんて一瞬は思ったり....)

に、全力!一択!やアレやコレやと。あ、あと、全力といえばレバナスも人気ですね。過去数年は積極的に情報に触れなかった事もあり周回遅れは自認しております ^ ^

まぁ、これだけ堅調だと新たな市場参加者、情報発信者も一層増えますよね。

*-*-*-*-*-*

ワタクシ的には買えるものに適宜投下し、ようやく目標リスク資産比率に対する進捗を70%弱まで引き上げる事が出来ました。

不足のデルタエクスポージャーは先物・オプションで多少カバーしているので、P/Lとしては目標リスク資産比率にさほど遜色なく。と、いったことです。

ボラトレは10月まで控え目モード。10月~12月初のプチあほボラは収益化出来ました。普段ガンマは余り上手く捌けないのですが、そちらもまずまずの結果だったのは幸運でした。

2022年は、、、

わかりませんww

何となくベガよりガンマかな?と思っていますが、いずれにしても投機の主力は昨年同様に控え目に考えています。

資産運用全体では、一応の理想形 (↓) に向けて債券は無理として、他は適宜資金投下は続けていこうかと。


それでは、本年もよろしくお願いします。

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1/23/2018

必要貯蓄率とFCF


春闘開幕?ま、当社は労組がないのでそこは楽なんですが、経済指標や業績・業界見通し等々、頭を悩ませながら少しずつ時間を作っては4月に行う給与改定の準備を始めています。あー、ホント頭イタイ。

そんな愚痴はいいとしてw 資産運用の雑感。

10年も前の話ですが、運用を始めるまでに、やれアセット・クラスだのやれアセット・アロケーションだの無いアタマでアレコレと最適化を無駄に考えたり。

その中でも (そして未だに) 腹に落ちない概念に『リスク許容度または、リスク拒否度』なんてワードがあるのですが、現在自身の運用は肌感覚 ^ ^ なので、リスクを測っても運用効率性の対比程度のものとして忘却の彼方。

で、今更なんでこんな話かといいますと、冒頭の調べもので行ったサイトの脇に面白いものが転がっていたのでチョット気が向いて書いています。


それは、

【完全与太話】超簡単、リスク資産への拠出可能範囲の決め方

ここからは、あってないような『リスク許容度または、リスク拒否度』に依存しない資産運用。再度断っておきますがあくまでも戯言で且つ、確たるモノを持っている方には無意味ですw

運用先は確率的にプラスサムの資産。それが株式でも、金融商品 (コストで考えると、先物・オプションを含む) でも別にいいと思います。ちょうお金持ちなら実物資産でもいいでしょう。

そこに必要なのは、フリーキャッシュフロー (FCF) のみ。ですが、必要貯蓄率を余資から差っ引いた後のフリーキャッシュフロー。


即ち、FCF = 余資 - 必要貯蓄率


難しい事考えず、FCFで自分なりに良さげと思えるリスク対象へBETすればいいのでは?

そうすれば、日本株式においくら、外国株式に、リートに、そしてリスクフリーにおいくら。いやいや相関考え貴金属も、、等悩む事ないでしょ?これに期待するリターン = インフレによる資産全体の価値毀損さえクリア出来ればおk。


なので、ここから本題。

必要貯蓄率を求める

上で書いたサイトに、経済評論家・山崎元さんとFP岩城みずほさんが提唱されている「人生設計の基本公式」を簡単に計算できます。との計算があったので、これはいいのではないかと。


(リンク : 人生設計の基本公式)

ま、どっちにしても仮定に仮定を重ねる点では他と同じですが。

上表の、「年金などの老後の定期収入」をゼロ、又は、配当等の収入にすれば、現役残年数を変えてアーリーリタイアを目論む方にも目安的に応用出来ますね。

そこから出る必要貯蓄率 + FCF = 余資となればいいので、自ずとリスクへの拠出可能範囲も決まってくる算段です。


自分の場合は?

折角なので自身のてきとーなイメージと環境をあてはめて、老後 = リタイア後としてみると
  • 年金などの老後の定期収入 = 0
  • 現役残年数 = 2
  • 生活費率 = 75% (対現在、多めの見積り)
  • 老後年数 = 45 (平均余命より少し長め)

で、現在の余資 (収入 ― 支出) が60%なのでざっくりと、
  • 必要貯蓄率 = 6%
  • FCF = 54%


余資を100とすれば、10をキャッシュ的な物、90を (自分の場合は) 株でも買っとけや、となりますね。同じ仮定に仮定を重ねるにしても、一生懸命に鉛筆舐めたリスク/リターンや相関出して、ソルバーくるくる最適配分に悩むんだったらこの方が分かりやすいのではなかろうか?

それにFCFが想定外の場合、その前提に何か誤りがあるよ。と、気付けるオマケつき。


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4/01/2017

オトナの真似はオススメしない


前回に続いて。参加より撤収に軸足が移っている今日この頃、相場より相場参加者の動きしか見てませんでw 何となく息抜き的な更新です。


個人的に「投資者にとって投資魅力の高い会社」 と言う、ちょっと宗教臭い表現は好きではないですが、Own Riskで投資先を決定する場合に「投資者にとって投資魅力の低い会社」
がマーケットを支配しているが故に、零細個人にとっては運用しやすい環境になっているよね、との思いを強くしています。

何よりも近年の結果が物語っているワケでして、


浮かれた2007年~現在の軌跡




「含み損に耐える会」発足。サブプライムショックまでのダイビング




ショック底から。「損切りザマァ」夢心地のひと時




アベノミクスで踊る阿呆。金融大衆紙は素人跋扈で大賑わい



幾度と書いてますが、この国では「小さな範囲での」ハイリスク・ハイリターンは通用してません。


時価総額上位100社、いわゆる日本のブルー・チップ企業を全排した運用は零細個人投資家が最も簡単に取り組めるリスク/リターンを改善出来た方法。そこから猿ダーツ法を使ってもよし、機械的選択もよしでメリットをお約束通り享受出来る国って、言語やアクセスの制約も考慮するとそうそう無い気がしますね。

モチロン、あくまでも バックテスト ですが。


※4月1日ですが、データはホンモノです。


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10/08/2015

コア・サテライトの謎


ちょっとタイトルで釣ってみました。
かと言って、備忘録的ブログに釣りもへったくれもないのですがww

- - - - - - - - -

とある賢者の古典によると、

投資家は『稲妻が輝くときに』市場に居合わせなければならない。

仰る通りで。


マイナスが膨らむ事に心が折れ、輝きを放つ瞬間にノーポジだったりすると、

1980年から2008年の米国株(S&P500)の年平均リターンは約11%でしたが、その29年間の中で上昇率が高かったわずか30日を、もし逃していれば、上昇率は5.5%に急減します。


っ・・・・・・・

この記事の方々みたいに下方を無視出来る場合は兎も角ね。まぁ、上方異常値を切るんだったら下も切ってくださいましと言いたくなるんですが。

- - - - - - - - -

チョット稲妻ゴトで脱線気味ですが、ここから本題。

先ず以ってこれを見て「??」と疑問符が付く方や「やれやれ」と思う方は正解で、先の古典等を正しく踏襲しているハズですのでこの先無用な戯言となります (で、なければアレは何ですのん?な事に)


さて、バンガードの資料から抜粋、

コアとサテライトの中身


伝統的なコア・サテライト戦略では、コア資産は低コストの長期投資で構成されるのが一般的です。 インデックスのリターンを実現するインデックスファンドを組み合わせると、意味のあるコア投資になるでしょう。

サテライト投資には、コア投資との相関が低く、より特化した投資が採用されることがあります。



そのほか検索してみると、

サテライト向きのファンドの条件

「高い収益」を目指すサテライトは、コア資産以外でリスクもあるが、高いリターンを望めるものを選びます。

選ぶ基準には、
◇特定の資産が投資対象となるもの
◇より高い収益を目指すアクティブ運用のもの

資産としては、地域を限定した新興国の株式や債券、商品、不動産(REIT)や高金利通貨などが対象になります。特定の国や高金利の通貨、日本株式の中でもこれから成長するであろう分野?例えば環境など、興味ある分野を考えるといいでしょう。

対象資産によって、短期で売買した方がよいもの、長期で構えておくものと、それぞれの特徴によって運用方法も変わってきます。新興国など右肩上がりの成長を望むものは長期の姿勢で、商品など短期で構えておくべきものもあります。

どちらにせよ、リスクは高いがオールスターがたたき出す結果より、「リターンの高い」と考える物に賭けるという意味でだいたい合っているんだと思います。

そんな識者のおススメはどれも共通し興味深いのは、「騰がる期待」に手法が集中して紹介されている事。「相関が低く」と指し示しながら "猫も杓子も状態" な時に相関が高まる方に賭けさせようとする意図は何なのかハテ。


そもそも、、、

株式系金融商品は、右肩上がりだった特性が消えないと期待して運用のコアとしている。

それをブーストさせるべくアクティブ運用?
息をするのもメンドクサでアクティブに出来ないからパッシブBETなのに?


7/27/2015

今更ながら大手


建前上無りスク扱いにしている家計の預金等資産、余りにも膨らむとじき建前が崩壊する際に困ります。と、いうのも有って、時期 (為替 & 金利) を見て、必要最低限のキャッシュ以外は米国割引債に置き場を替えようかと。


ならIBでええやんとなるのですが、何かあった時も考慮しつつ、品揃えいいところは大手となるんですね。


Wikiで確認してみると大手は、
  • 野村證券 (野村ホールディングス)
  • 大和証券 (大和証券グループ本社)
  • SMBC日興証券 (三井住友フィナンシャルグループ)
  • みずほ証券 (みずほフィナンシャルグループ)
  • 三菱UFJ証券ホールディングス(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
    • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
    • 三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券

らしいです。サイトを見たところ、SMBC日興とみずほは品薄なので除外。野村と大和は口座維持費が掛かるみたい....残るは三菱UFJモルガン・スタンレーって、無駄に名前長いなww ついでのPB証券ってちょうおかねもち専用?みつびしゆーえふじぇーもるがんすたんれーぷらいべーとばんくしょうけん?

PBは一生御縁の無い世界として、ここもここで問題あってどうやら電話注文のよう。21世紀もそこそこ経過しているのに。。。しかも売買スプレッド広いんだろうなぁ。。


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3/03/2015

債券もお忘れなく §2

一昨年はBSとモンテカルロ、昨年はVolatilityとArch/Garch Modelsについて。そして、今年の学習は先ずは米国債という事で、またまた以前からの流れを汲んで。モチロンですが、我が国クジラの餌でもあるJGBも忘れていませんよ、虎視眈々とwwww

といっても近くどうこうしようと思っていないのですが、来るポジション改編時に役立つかもしれないテーマなので少し無駄に手を動かしてみました。

大枠として、
  • 株式
  • 債券
  • 不動産
  • ゴールド

など組入れる運用の想定で、データ集積がラクなETFを使って見てみます。まず相関関係

サンプルの期間的限界から8年程度~3年程度、ド楽観オンリー相場やお通夜相場のみなど6パターンから採った値をガラガラポンしての中央値。傾向としては、それほど相場で変わらないという印象でした。


残りの必要なパラメータは、

これも各パターンを考慮した中央値で。

ただし、VEU (米国外株式) やRWX (米国外リート) は過去リターンが劣悪過ぎるので、米国と同等に期待リターンを調整。ゴールドは寧ろ良すぎる気がするのと、自分が価値を理解していないので、主観により株式の期待リターンから5%差し引いて採用。

まぁまぁ納得出来そうな値だと思いますが、鉛筆舐めて決めるのは実に気持ち悪い。
そも何だよ期待リターンって、、超長期チャート眺めて悦がるCWI派みたいじゃねーのと思えたり。


戻って、制約はレバレッジと空売り、当然ですがリターン < リスクの関係を前提での最適化。

収束しきれない端数は、最大配分箇所より削減しています。

積極派は株式4割:長期債6割、消極派になるにつれ中期~短期債とリートが入ってきています。ゴールドと短期債 (含む、現金・MRF・MMF) は運用上不要なシロモノだとの結果ですね、鉛筆舐めていますから何とも言えませんが。

結果からどう利用するか?ETFやファンドは論外と思えるんですね。やはり、生債券でしょうか。


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2/25/2015

セクターETFの利用

NYで0℉とか凄いですねぇ。日本は黄砂が恐ろしいですが。

さて、特に意味もなくバンガード・インベストメンツ・ジャパンのGJに応えてww
下地となる考えに、マーケットキャップ (株式時価総額) 加重への丸投げ運用に対する疑問。平均の質という問題をセクターETFでどうにかなるかというアソビですね。


[ 関連エントリー ]
スマートベータとセクター
債券もお忘れなく
今後も有効?


先ずは、3期間での各セクター相関を抽出。
ほとんどのデータが無料で入る、非常に便利な時代に感謝しなければなりませんね。

[2005.02.22 - 2015.02.23 , 10年]


[2005.02.22 - 2012.02.23 , 7年]


[2005.02.22 - 2009.02.23 , 4年]

何故に2005年から?ですが、web上の過去ログを追えば世の運用者が楽観と慢心に満ちた時代。

そこからリーマンの4年、欧州ゴタゴタの7年、そして現在まで。悪い時期スッ飛ばして見るより今後役立つだろうの目論見で。2015年は、2005年の様な雰囲気を醸し出していますし、丁度良かろうと思う次第。



そこで、対象とする商品ですが、ここは広範に分散されていると謳われている、バンガード・トータル・ストック・マーケット (VTI) のヒストリカルデータを中心に利用してみます。

  • VTI 10年リスク = 20.4% , リターン = 8.1%
        7年リスク = 23.1% , リターン = 2.9%
        4年リスク = 24.2% , リターン = -3.8%


前提に問題ありそうですが、このVTI結果を正しいとしてλを出し、各セクターETFの10年 , 7年データからソルバーで最適化し、セクター再配分比率を求めてみました。

制約条件は、レバレッジと空売り無しにしています。

そして、4年を見ない理由は唯プラス収益が公益 (VPU) のみであって無意味なので。

ここにリート入れちゃっているのがどうかなと思いますが、概ね予想通りVTIはセクター偏りがキツイです。最適化するとVFHはゼロに (その代り、リートが入っているので金融セクターそのものがゼロではない)

興味深いのは、エネルギーとヘルスケア。おそらく循環に応じた保有率を心がけねばブレが大きくなってしまう気がしますね。やっぱりというか、素材・通信・公益はある程度保有が吉なのではないかと。


しかしここで終わってはアレなので。
リスクは過去をある程度利用してもいいかもしれませんが、リターンはNG。の教えより、リターンを全てのセクターで一定の期待リターンとし確認してみます。

生活必需品 (VDC) , ヘルスケア (VHT) , 公益 (VPU) を少しオーバーウエイト、残りはイコールウエイトで調整でOK?まぁなんというか、ありきたり出来レースみたいな結果ですねコレ。
(御利用はOwn Riskでお願いしますww)


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2/23/2015

今後も有効?

良い時には悪い時の事でも。

自分は誠に残念ながら近年で最大の株価下落記録である、リーマン時に株式投資や、株価指数商品などリスク資産で運用していなかったので未経験。(正確には不動産にブッ込んでましたww)

さて、その時のような大きな下落はロンガーにとっては将来の糧で、これから積んでいく間は嬉しい期間。教科書的には、リスク許容度に合わせ債券をポートフォリオに適量盛り込む流れが一般的。でしたっけ?

そこで先ず債券を見てみると、

|============================ 短期国債 ============================|
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] [2007.10.12 ~ 2015.02.20]
この期間S&P500との相関は、-0.42 ~ -0.50



|============================ 長期国債 ============================|
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] [2007.10.12 ~ 2015.02.20]
この期間S&P500との相関は、-0.47
これだけ見れば株式いらんのじゃないかと思うフシはありますが。



賢者ポートフォリオをドルベースで考えた場合で、かなり保守的に株式 45% : 債券 55% でどうなるか。

|======================= 市場平均 + 短期国債 =======================|
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] [2007.10.12 ~ 2015.02.20]
リスクを抑えてリターンも抑える。当然というか、悪い時期に長期国債ほどリスク低減効果はないですね。



|======================= 市場平均 + 長期国債 =======================|
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] [2007.10.12 ~ 2015.02.20]
最悪時のリスクをある程度抑えて、リターンはS&P500並と理想的?



市場平均はハイリスク過ぎ。有事で半値上等はかなわんと思う向きは、民需中心の地味で手堅い収益力のあるセクターを市場平均の代わりに組入れする事になります。

|========================== コンサバティブ ==========================|
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] [2007.10.12 ~ 2015.02.20]
阿鼻叫喚で回りが血をダラダラ流している中、リーマン前~リーマン底で微プラ。結果現在まで保有で、S&P500をアウトパフォーム。比較低リスク (=高リターン) のVDC単体でも得られない安定感ですね。


しかしなんで低リスク,低ベータが良かったのか?これ (は日本のケースですが) とかヒントっぽいんですが。

「ボラティリティ・アノマリー」の行動経済学的探求


「リスクが高い証券に投資した場合の期待リターンは、リスクが低い証券に投資した場合のそれに比べて高い」との伝統的ファイナンス理論の「常識」に反し、現実の株式市場では、事前に測定された個別証券のベータ値とその後に実現されるリターンとの間、そして事前に測定された個別証券の銘柄固有ボラティリティとその後に実現されるリターンとの間に、それぞれ負の相関が観察される。

アセットクラス管理での資産運用で、単にお金の得喪のみを見ている運用者にはわからない、株式に投資している投資家であれば、実体験から腹に落ちる話ですね。

そして、なんでそうなるのか?レポートを荒っぽく纏めると、参加者の仕事上都合や無批判追随者も巻き込み、平均の質が悪化しリターンが殺がれていると。

すると、よくβ派な人がデイトレーダーに感謝の念を表明したり、アクティブ投信に一部サテライト運用とか正に盗人に追い銭な話。アクティブ投信に手数料もお支払しているので2重にヤラレる算段ですね。


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