いうまでもなく、運用コストは低ければ低いほど良い。何となれば、ゼロを突き破ってマイナスであれば尚良い。
簡単には、ディスカウント・ブローカーの売買手数料ゼロ (もしくは出来るだけ低い手数料) で買い集め、リスクを理解した上で貸株等利用。余剰はキャッシュと溢れる分は生債券でおk。
というあたりまえを形にすると、終わってしまうので、少々深く掘り下げるフリをした暇つぶし ^ ^
時代は変わった?
その前に、国内運用会社自身による金融商品のコスト透明性取り組みに進展があったようで、
『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』シリーズの基本理念について
(前略)
現在、運用会社によって信託報酬等の運用コストに関する開示の仕方は異なりますが、弊社といたしましては、目論見書・運用報告書への「ファンドの総経費率」の開示を進めることで、(略)
このようにファンドの運用コスト比較に際し、信託報酬率のみではなく、海外でも一般的な「総経費率」を併せてお伝えすることで、(後略)
Source : 三菱UFJ国際投信
今まで載せてなかったの?と情弱らしい印象を持ちながら。
この動きが続けば、よりコモディティ化は進み、
- 隠れコスト計算が要らなくなり → 買い手全てに利益
- 最安の指数連動商品をだれでも簡単に選べ → これからの買い手に利益
- 同じ指数連動商品はより寡占化 → 売り手先行者に利益
後発でローンチする売り手を除けば皆ハッピーですね。
ただ、株式IFではマーケットキャップの米国株・先進国・新興国・全世界ぐらいしか全力のド突き合いはないでしょうね。。
出来るだけ多くの商品は、高収益状態で長く運営したいでしょうから、自ら出る杭になって利を削ってもしかたないし。
そのような推定から、私のような馬鹿馬鹿しい指数 (誉め言葉です) へのBet 、例えばNYダウの買い手にその恩恵が回ってくる望み薄。
正直、ダウであれば30銘柄買えばいいだけなので、現在の国内証券手数料体系で零細アマ個人が投資しても指数の模倣は容易になりました。ホント良い時代です。
そうすると、年イチ30銘柄に再投資するコストを払うとしての対比で、ファンド総経費率0.1%前半ぐらいでないと魅力ないというか見合わない。
では、ダウじゃなくS&P500にすれば?それはまた別の話なので。
個人の運用は、総経費率に人的 (時間) コスト加える?
例えばパッシブ運用しか行わない場合でも、
- サクっと買って、あとは全く情報収集や損益チェックをしない人
- 月一口座情報や、ネットサーフしたり運用報告書や目論見書等に目を通す人
- 毎日何らかの関連情報を収集したり、頻繁に金融インフルエンサーのSNSにイイネしたり、また自ら発信しても金融情報でマネタイズしていない人
- C. に加えて金融雑誌買って読んだり、マウントとったり、集ったり、イベントに行ってしまう人
同じ商品を期初一回で買ったとすれば、A. ~ D. の損益は同じ。あたりまえですが。
D. のステージまで到達すれば、時間コスト加えると高コストファンドもおののく結果になりそうです。
一方のアクティブ運用者は、『雰囲気で投資して永久放置』。みたいな、漢な行動をとる方は稀と思われ、場に居たりチミチミとホームワーク含め何かと高コストでしょう。
でも人によって時間コスト違う問題
更に当たり前ですが、人的資本の評価は難しい。
労働からのキャッシュ流入だけで考えると、年収300万の方もいれば、桁違いな方もいて時給換算するとえらく差が出ます。
自らに置き換えても、今後は6.2万/月の貧乏経営者となり、昨年から比較すると6%程度に落ちぶれるので、同じ無駄な行動をしていても低コスト化してしまうのですねぇ ^ ^
低コストパッシブ運用の一般的な例である、
- S&P500ファンド + Cash
- ACWIファンド + Cash
- S&P500ファンド + Cash = 0.0958%
- ACWIファンド + Cash = 0.1486%
- My Portfolio = 0.1133% (売買手数料込)
1. より高コストですが、まずまず悪くないような気がしなくもない。
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