5/28/2023

マジックフレーズ


朝からネット散歩していて、アッチ系でまたコレ記事を連続して見たので雑感更新。



 
破綻ね、はいはい

しかし、この類の記事って伸びるのか、ほんと雨後の筍のように毎度毎度ポコポコ製造されますな ^ ^

「年金崩壊」シナリオに現実味、厚生年金は2040年代前半に単年度10兆円赤字で破綻する!?


(略)

これまで、本コラム「年金支給開始年齢『再度引き上げ』は必至、やはり“虚構”の年金財政」(2023年4月13日付)、「『負担の全世代型』改革、年金支給開始年齢引き上げの議論早く始めよ」(2023年4月27日付)で、年金給付と保険料収入をもとに年金財政の持続性の問題を指摘してきた。

(略)

年金支給開始年齢の再度の引き上げなどが行われない場合は、政府のいう年金「百年安心」は幻に終わる。

(略)
DIAMOND online , YAHOO



転載サイトはフルオープンでオリジナルサイトは登録必要?変なの。

記事後半はよりポチ系論法滲み出ていて酷い。

(略)

● 将来の経済情勢に依存 積立金運用収益には頼れない

運用収入がどの程度の額になるかは、時々の経済情勢によって大きく変動する。

2020年には、35.7兆円という巨額の運用益が発生した(収益率では24.0%)。しかし、収益率がマイナスになった年もある。22年は四半期連続で赤字になった。

01年度からの21年度の間の平均運用利回りは3.7%だ(年金積立金管理運独立行政法人「年金積立金の運用目標」による)。

現在の積立金が約150兆円だから、積立金の額が変わらないとすれば、年間で5.6兆円程度の収入を期待できることになる。

しかし、30年代の後半には経常収支の赤字が6兆円を超える。そうなると、積立金の取り崩しが必要になり、残高が減り始める。すると運用収益も減少する。こうして、積立金の残高が急速に減少するという悪循環が始まる。

したがって、運用益を考慮したとしても、上で述べた収支見通しに大きな違いはないだろう。破綻時点が若干後にずれることはあるだろうが、大勢に影響はないと考えられる。

しかも、運用収益がどうなるかは、将来の経済情勢に依存する。積立金の評価が減少することもある。

だから、運用収入をあてにすることはできない。経常収支についてのバランスを実現することが重要だ。

(略)


DIAMOND online , YAHOO


御用学者希望の方は、こういう組み立てを真似るとよいのですね()

もし、このおかしさが本心なら、

『過去われわれ世代の考えと行いが完全に間違い、次世代に迷惑を掛ける事が確実になった今、年金受給状態にある者は自分達を既得権益化することなく、贖罪として国民年金を除いた100%を減額・返納すべきであり、私と家族は実行済みだ』。

とか締めに書けませんかね (テキトー


ここから本題

記事のことはともかく当方も、このブログを閲覧される方にとっても年金は関心のあるところかと思います。

年金保険料は言葉を替えた税なわけで、その言葉ゆえ解釈も変わり、
  1. 徴税詐取として考える人 (将来リターンを全く期待しない)
  2. 絶対保障として考える人 (将来リターンを満額期待する)


若い方だどA. だろうし、今何歳なのかによってそこまで極端ではなく、ちょっとだけ期待する A. と B. の中間的なレベルで捉えている状態の人ってのが最も多いのではないでしょうか。


私自身の捉え方は、時を経るごとに変化させる感じ。

期待リターンは、
  1. ~55歳未満 , 徴税詐取で無支給前提、北斗の拳 (現在地、40代後半)
  2. ~60歳未満 , 想定額の1/4受給の可能性を考慮
  3. ~65歳未満 , 想定額の1/3受給の可能性を考慮
  4. ~70歳未満 , 想定額の1/2受給の可能性を考慮
(想定額ついては、その時々のねんきんネットでのシミュレーション満額として)

支給開始年齢は70歳ってのが今の風潮みたいなので、それに合わせて設定。

4. の頃には、年々の減額により受給額の1/2 = 国民年金 程度になっている想定。ようは、厚生年金はなかった事にしていると同義です。


国民年金は現在、75歳 (10年受取り) でリターン±0程度だったような?4. の頃には、80歳か。

おそらく国民年金は、10年でペイする線を5年以上も大きく変えるわけにはいかないだろうと考えると、2階部分 (厚生年金) が実は手数料のボッタクリ保険に入ったようなもんだと。考えると酷い条件ですね。。。


この先も日本で生活する以上、国民年金は義務。致し方なし。

無業者で全額免除フリーランチという手も現在はあるワケですが、特にセットの国保も含めると、いつ資産補足でよろしくない世界に入るかわからない。

であれば、法人持って社保最貧層の方が防御力が高いかなー?と、いちおう自己正当化しておきます ^ ^;


悲観に立ちながら時々見直すぐらいがちょうど良いかな

現時点の判定として、年金ゼロで限界寿命鬼籍入り大丈夫。ぐらいの設計にはしているので、時を経るごとに余剰が増加する仕組み。

すると、その時々で贅沢費が増えるワケですが、年を取ればそこから価値を引き出す能力がどんどん減退していると思われ、期待リターンの条件は柔軟にアップデートしないと使わずに終わっちゃう可能性が高くなりそう。。


アレ?そんなシナリオやったら上のエライお爺さんと大して変わらんやん。そう思えなくないですが、こちらは放言ではなく割と真面目に考える必要がありますんでね。


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