さて、特に意味もなくバンガード・インベストメンツ・ジャパンのGJに応えてww
下地となる考えに、マーケットキャップ (株式時価総額) 加重への丸投げ運用に対する疑問。平均の質という問題をセクターETFでどうにかなるかというアソビですね。
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今後も有効?
先ずは、3期間での各セクター相関を抽出。
ほとんどのデータが無料で入る、非常に便利な時代に感謝しなければなりませんね。
[2005.02.22 - 2015.02.23 , 10年]
[2005.02.22 - 2012.02.23 , 7年]
[2005.02.22 - 2009.02.23 , 4年]
何故に2005年から?ですが、web上の過去ログを追えば世の運用者が楽観と慢心に満ちた時代。
そこからリーマンの4年、欧州ゴタゴタの7年、そして現在まで。悪い時期スッ飛ばして見るより今後役立つだろうの目論見で。2015年は、2005年の様な雰囲気を醸し出していますし、丁度良かろうと思う次第。
そこで、対象とする商品ですが、ここは広範に分散されていると謳われている、バンガード・トータル・ストック・マーケット (VTI) のヒストリカルデータを中心に利用してみます。
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VTI 10年リスク = 20.4% , リターン = 8.1%
7年リスク = 23.1% , リターン = 2.9%
4年リスク = 24.2% , リターン = -3.8%
前提に問題ありそうですが、このVTI結果を正しいとしてλを出し、各セクターETFの10年 , 7年データからソルバーで最適化し、セクター再配分比率を求めてみました。
制約条件は、レバレッジと空売り無しにしています。
そして、4年を見ない理由は唯プラス収益が公益 (VPU) のみであって無意味なので。
ここにリート入れちゃっているのがどうかなと思いますが、概ね予想通りVTIはセクター偏りがキツイです。最適化するとVFHはゼロに (その代り、リートが入っているので金融セクターそのものがゼロではない)
興味深いのは、エネルギーとヘルスケア。おそらく循環に応じた保有率を心がけねばブレが大きくなってしまう気がしますね。やっぱりというか、素材・通信・公益はある程度保有が吉なのではないかと。
しかしここで終わってはアレなので。
リスクは過去をある程度利用してもいいかもしれませんが、リターンはNG。の教えより、リターンを全てのセクターで一定の期待リターンとし確認してみます。
生活必需品 (VDC) , ヘルスケア (VHT) , 公益 (VPU) を少しオーバーウエイト、残りはイコールウエイトで調整でOK?まぁなんというか、ありきたり出来レースみたいな結果ですねコレ。
(御利用はOwn Riskでお願いしますww)