7/11/2014

孫の手を欲する

またまた拡充されていますね。

生活必需品セクターファンド XLP がオススメ(KXIとの比較)


あるとないとで環境に雲泥の差は確かにあるでしょう。だがしかし、

XLPだけでは商品運用の華である (加重の方法がとってもアレなのは兎も角、盲目的に) 銘柄分散がぁ.....

不足のお手当てとしてPowerShares PSCC (Cons Staples Small-Cap , ER 0.29% 20銘柄) が買えてもVDCの6割の銘柄数でしかない。そしてPSCCを買う手段はコクナイネット証券にはない。

[ VDC vs XLP ] [ VTI vs SPY ]

比較に市場平均を並べてみましたが、概ねMid以下の作用がその差になっている模様。

そこからも、リテール相手でやるべき事はVDCを買える環境、否、Vanguardの全ETFを店の棚に揃える事でしょう。もっと欲を言えば根本にあるMutual fundがスプレッドを考慮すれば一番いいわけですが。

1万ドル単位で買う人も多いだろうし、Investor SharesのみならずAdmiral Sharesの両方で。そんな世界になれば、現状のままであれば和製パッシブ・ファンドは必要なくなりますから、そんな夢物語があったとしても既得権者のチカラで霧散する事請け合い。


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戻ってカイガイETFの話。

Vanguardでは不便で、機関が好むSPDRセクターETFが最良だろう使い方はCsp&Ccです。S&P500 (SPY) やRussell2000 (IWM) ほどでは無いにせよ、特に金融 (XLF) やエネルギー (XLE) の出合いはまずまずあります。

それを上手く利用し、バックテストか閃き予想か、はたまた罫線屋さんとCWI信者の様なチャート分析なのかは各々として、カバード・オプションが出来れば、良いと思うセクターを自分で選びつつ、超過収益を期待したり、外れたとしても多くの期間でリスク / リターンを改善出来ると。

何もかもタラレバですけどね。


7/06/2014

弛んだ褌

こんな環境でVIX拾っている阿呆とは、、、、はい、私の事ですww


(赤 = 主だった外的刺激、水色 = Average、緑 = Median、薄緑 = Mode)

先月からボチボチと始めています。屑玉扱いで事無きで良し、有事でも良し程度の作用力を期待しているので、これで収益悪化しないよう、金や債券のクレジット・スプレッドでコスト調達しつつ暫く組入予定。今の低位安定も中東問題次第では、一時かもしれませんが平均値まで期待出来そうな気がしていますがどうでしょうね。


折角きっかけが出来たので、データを集めて色々調べてみると中々面白い指数です。今年下期はVIX使いになるべく時間を割いていこうと思います。


6/24/2014

24時間戦えますか?

今月は疑問符月間ww

CBOE Futures Exchange Set For June 22 Launch Of 24-Hour VIX Futures Trading

既にな話みたいですが、今朝気付く鈍感さ。

世の中はめまぐるしく変化しているんですね。ふと気が付くと、WisdomTreeのDFE (WisdomTree Europe SmallCap Dividend Fund) も日本で買えたりもしてますし。


6/18/2014

先回り出来るか?

投機家をはじめ、投資家にとっても一切タメにならない当ブログ、おかげさまでアクセスの節目を越えました。何となく続けていく所存ですので、今後とも宜しくお願い致します。


では早速、
山崎元「ニュースの深層」 | 「国内株式22%」なら日経平均2万円も。GPIF運用見直し後の株価.....

とっくにお詰になってる巨象が何なされようがお好きにすればぁ?な話です。受取世代を無視すれば、いっそ解体し支払額比例で払い戻して、差損の場合は損益通算の長期適用特例でも作れば、皆自己責任でハッピーではなかろうかと。払い損も今なら先送りよりマシでしょう。

個人的な感想はいいとして、山崎氏は括りで、

株式の価値が改善するような変化が十分伴わない限り、需給による株価上昇は一時のものだ。安倍政権や、消費税率引き上げを実現したい官僚集団にはそれで十分かも知れないが、投資家は、GPIF効果による株価上昇を信用してはならない。

「GPIF効果があれば、利食い売りの足しに使え!」というのが、筆者から一般投資家向けのアドバイスである。

利食いですかぁ。と、最大機関が行う正しい運用のベンチマークは、国内株はTopixで外国株はMSCI Kokusaiと思うので、適正な先回りが収益の肝になりそうです。ついで、レポから、ベンチマーク通りに運用していると仮定すると増額前の現在、



表は、運用額 (内外株割り当て合計) の概ね50%を占める銘柄です。178銘柄で50%のウェイト。えーと、全銘柄で約3000ですよね?これ、巷で喧伝されている良く分散された正しいポートフォリオでしょうか。セクターは分散されていますが、株券印刷業なんかも含まれているし微妙じゃなかろうか。。。


本題に戻れば、中身が微妙でも何でもいいんです。買いの主体が一頃活躍した日銀のプット・ライティングから官製無闇相場に変わっても、ネ動きの主体は変わらずガイジンさん。と来れば、我々がやる事は自ずと見えてくるってもんです。


5/29/2014

2%の半分は2年縮まる

1年程前にどこかで書かれてあった内容の一年後。

相当うろ覚えですが、日銀の目標2%インフレを2年で云々。。。に対して、「いやそら無理やで、レートみたらマーケットは8年後で1%インフレ程度しか織り込んでへんしな」そんな感じ。

只でさえヘシ曲がった円債市場がモノサシとして正しくあるのか不明ですが、日銀の見通しと皆の予想は違うよ、という事だったかと。

そして現在、



黒田サン仰せの通りであれば、n年後の1年債がそれを表してもおかしくない筈。

普通のプラス金利下で、1年前は8年後期待インフレ率1%と記憶にあり。上表に誤りがなければ今は、2年前倒しの6年後に1%越え。来年みると4年後、再来年は2年後、明明後年は........まぁ、当面2%どころか1%の期待もないという事で。

何言ってんの?実質は負の領域で行くよ。と言われれば、そーでっかーとしか言えない話ですけどね。


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5/25/2014

愚者もたまには本を読む

普段立ち読み (買うほどの内容か確認→買わない) でお世話になっているので、勝手に恩を感じてその時が来ればネットではなく実店舗を利用。



書評は他に譲るとして、インベスターのオプション利用というのは数多あるデリバティブがメインの書籍でも珍しいと思います。

自分の場合オプションを使うというところは同じでも、「柔軟なノイズトレード」が現状の着地点。そんな投機思考でも視野狭窄にならないように、日頃から自分と違うタイプのブログをフォローしてインプットを心がけていますが、本書も同様。同じ物を異なる角度から理解させてくれる良書です。


余談。
本屋に行くといつもマネー雑誌の半端ナイ嵌め込み感に驚くんですが、ああいった物に載って「**に掲載されました」って見かけると、蛇心仏口とかそのヘビのサイズは如何ほど?とか思い浮かんだり、ゲスい自分でもそんな事書かへんで、と慄いたり。まぁ、毎度毎度の事ですけどね。


5/08/2014

10%

対象企業が当面大丈夫として、その株券に魅力があるのか買う (またはホールドの) 価値が今あるのかどうかを様々な指標から判断をするわけですが、そのひとつRate of Returnをガサツに纏めると、

[RoR-1]  Income Before Tax Market Capitalization > CB Weighted Average Interest Rate

[RoR-2]  Income After Tax Market Capitalization > Tax Free Municipal Bond

符号が逆 (<) になるんなら、擬似債券としての株券より債券買った方が良いという事に。


ADRを含めてそれが妥当かは兎も角、CB Wtd Avg = 4.64%、 Tax Free Municipal Bond (10yr A Rate) = 3.1%として、保有分を見てみます。(以下データは若干古いかもしれません)


①RoR-1が10%を越えるとExcellentとか。JNJがやや厳しめで、石油メジャーと金融の値がいいですね。


ついでに思いついたアメ株やADRは、

予想通りFBやNFLXの様なホットストックが擬似債券にはならないと。セオリーの生みの親であるバフェット (BRK) と保有銘柄の多くがそれなりの値は当然か。


も一つついでに思いついた日本株は、

独裁 カリスマ性と勢いがウリのファストリ・ファナック・Nidecあたりのアグレッシブ・グロースの値が低い事、その反対にJTや7&i は想像通りで小松は意外。

毎度書いておきながら特に結論も無いですが、Rate of Return はここまでにして。



10%ならば良いよね繋がりで少し。YoC (Yield on Cost)は本来配当増加を見込んで算出するとの事ですが、そこの予想をひとまず脇に置いておくと、

[YoC]  Past 12 Mo Income Principal Amount ≧ 10% となりたいワケで。


例として自分のポートフォリオがどうなのかというと、

[Yield on Cost]

銘柄  YoC
1.アルトリア・グループ (MO) 8.00%
2.ロリラード (LO) 6.77%
3.WisdomTree Intl. SM-Div (DLS) 5.64%
4.キンバリー・クラーク (KMB) 5.29%
19.エクソン・モービル (XOM) 3.29%
20.ウェルズ・ファーゴ (WFC) 3.07%
21.Vanguard US SM-Value (VBR) 2.95%


現在アナウンスされている値と、ETF商品を対象とするのは如何なものかと思いながら過去履歴より算出しています。結果トータル (PEP増配など近々の分を考慮前) で4.59%、ETF抜きで4.67%でした。10%に辿り着くのはまだまだ先ですね。


ついでに使えそうなサイト: Dividend Ladder.com | Dividend Calculator