10/13/2013

読書の秋

ここのところ運用については暇を持て余している、とるべきリスクは採って結果待ちの状態。なので、積読本の消化やら再読に勤しむ日々。兎角、理解力が低いので、繰り返しが必要と悲しい事情もあります。

当Blogに適している本の中では、
  1. まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
  2. Antifragile: Things That Gain from Disorder
  3. 株式投資の新しい考え方―行動ファイナンスを超えて
  4. 新しい株式投資論―「合理的へそ曲がり」のすすめ
  5. 金融工学の悪魔―騙されないためのデリバティブとポートフォリオの理論・入門
  6. 金融リスクの理論―経済物理からのアプローチ (ファイナンス・ライブラリー (6))

6.はこれから格闘 (理解) が必要ですね。後は再読物で、書評は他に譲ります。


そして、コレ。



[ 第1章 デリバティブズの基礎知識 ]
1-1 先物取引とは
1-2 先物価格の意味するもの
1-3 日経225先物でアービトラージ
1-4 オプションとは
1-5 オプション価格決定の仕組み

[ 第2章 デリバティブズ取引の現場 ]
2-1 デリバティブズ・ビジネスの参加者
2-2 オプションのヘッジトレード
2-3 オプションの値決めの秘密
2-4 レポ・トレーダーの重要な役割
2-5 リスクリバーサル戦略
2-6 トレーダーもわからない最適ヘッジ行動
2-7 信用リスク

[ 第3章 デリバティブズ内包型商品の数々 ]
3-1 新株予約権付社債
3-2 アセットスワップ
3-3 カバードワラント
3-4 カバードコール
3-5 優先株
3-6 EB
3-7 MSCB
3-8 レインボーオプション

[ 第4章 会計・法規制と切り離せないデリバティブズ取引 ]
4-1 企業がデリバティブズ取引を行うと
4-2 昔のEB・カバードコールの利用法
4-3 ヘッジオペレーションへの制約
4-4 自社株をデリバティブズで購入
4-5 外国人による放送株への投資


この本は理論書と違い、直接的な難しさは感じませんし面白い。でも全てを理解する事は不可能な一冊。プロじゃないので知りたいところだけ抜粋して読むのもありでしょう。


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9/25/2013

難しいところ

劣悪銘柄丸抱えOKで運用する場合、相場環境や組入企業の業績など一切の悩みは無く、売却の判断は自分の資金需要のみ。一方、10数銘柄の個別でBetする場合、寄与度の高さからパフォーマンスの損傷が激しいのでそうはいきません。

そして現在保有銘柄の中、唯一マズイ感じな銘柄に、Thomson Reuters (TRI) があります。

ざっくりと特徴は、

■Positive
  • 20年連続増配
  • 財務健全性はまずまず

■Negative
  • 間接的金融セクター
  • 2008年以降EPSフラフラ

現在は判る様な判らない様な理由で堅調に推移しています。

ここから、難しいのがEXITの判断。

D-I-Vに照らし合わせても、DとIは合格でVが難。コンセンサス予想だとP/E 35を越え、諸々だとP/E 27~30と少しマシながら相対比較でも高め。サプライズなしにはホールドする理由が薄くなっています。

都合よく昨年並みのEが出れば何の問題もないですが、ファンダメンタルズ分析が出来るなら兎も角、Q3を見るのかも含め判断の時なのかもしれません。


9/06/2013

オプション取引 (UNG - Closed) と酩酊雑感

望まない方向ですが致し方なく。そうそう、QGKでもありますし(冗談


[ UNG ] United States Natural Gas
  • sold Sep 21 13 18 Put @0.71 *Aug.16
    bought to close @0.08 *Sep.05

思うににオプション売りは、SQに向かって原資産値がストライクプライスに近づきつつ、数セント上 (下) でギリギリexpireが理想の一生。逆に早期でOTMとなる展開は相場やB&Hに負けていると思えて仕方が無い。

と、思ったところで何か変わるワケでもないので、新規売建は明日以降の風向きで決めようと思います。



9/05/2013

選り取り見取り

普段、先物・オプのみに使っているのでマケスピしか立ち上げる必要の無い楽天。時々、山崎(元)氏・廣瀬氏のコラムを読むぐらいでしたが、レポート・コラム&コメントの人選が、占い(罫線)・肉食(草系で食んでる人) ・株芸人(ゴキゲン)と、何でも御座れで中々面白い。もっと早くに気付くべきだった。。


そんなついで、今日見たバックナンバーで目に留まったので。

投資で「信者」に堕ちる危うさについて | 山崎俊輔「『なんとなく』から卒業!実践・資産形成術」- 楽天証券

とても良い事を書いていると思います。

ですが、例えばシーゲル派の様な、証券会社にとって不味い信仰を除けば、盲目的信者が多い手法をどんどん推奨して手数料や、取りっぱぐれなく安定的に毎月積み増してくれる信託報酬の取り分を稼がないと何処で稼ぐんでしょうね?とても不思議です。

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さて一方自分はというと、当て嵌まっている様な、いない様な感じw

それでもプラスサム期待の世界では、自分の考えより世間やマジョリティの動向を気にしています。そして、その後ろにホイホイ並ぶ愚かだけは常に避けるようにと心掛けています。結果、儲かるかどうかは兎も角。


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8/22/2013

Wacthlist

9月に向けたじわじわを感じたので、注目度上位のウォッチリストを確認してみました。2012/12の記事より、見る銘柄数も増えたようなそうでないような。注目度下位は20銘柄程ありますが割愛。



もう ひと 十声あれば、ブリティッシュ・アメリカン・タバコとかマテルあたりを仕込みたい。煙草はPMもヘタレてきているので、BTI or PMか。指咥え銘柄、ヘルスケア関連のSmith & Nephewは完全に買い場逃した感ありありで、当面無理っぽい。

あらためてバーゲンは遠いなぁ、と思いつつログアウト。


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8/11/2013

夏の一日

今日から盆休み。

なのに我が家の犬一匹がヘマして靭帯断裂で安静決定。よってスケジュールが一気に空白。と、いう事でBlogを巡回したり本を読んだり。

Reminiscences of a Stock Operator | Edwin Lefevre。アマゾンのレビューにもある様に邦題が?な事は兎も角、引っ張り出しての再読。トレーダーなら一度は的な一冊で、巷溢れる長期投資手法本とは違い、投機故の失敗談が多く面白い読み物です。(変わらず読書感想文は書けないww)


さて、自分事でも。

先週金曜日にポートフォリオ内、インデックス運用の一部である北米除く先進国ETFのDLSを、いつもの最低売買金額に相当する18%分を売却。全体にキナ臭い感じもするし、そう思うならリバランスを言い訳に利確しましょうと。

これで米:先進:新興インデックス運用の割合が1:1:0.85程度になり、ポートフォリオ全体の2割強まで縮小。



当面はこのくらいの割合を目安にしていくつもりです。

折角の空白だらけな連休が出来たので、運用思案はほどほどに、ライフプランと趣味に時間を費やす事にします。


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8/01/2013

誰に遠慮してるの?

へぇー知恵の木がついに買えるんですかそうですか.............


あ、、



DEMね、



えーー、、



DWMは?


在るがままこそ投資の王道 (Topix) らしいので、山水の空き枠に8月末から仲間入りする我等がex大証の雄、キムラタンのお買い上げを皆様ヨロシク。とは少々趣きが違いますが、DWMの大元、北米外先進国EAFE (EFA) では市況で飛びつかれ素っ高値∴組入れ出来る銘柄としてモルスタ認定∴ガンホー組入れ。

その様な刹那的選択を、配当フィルタによって影響を少し和らげる。良い物を選ぶのでは無く、クソなりボロの影響低減。石をくれても無配の銘柄は排除できますし、結果7年ではアウトパフォーム中。同じリスクならリターン高い方が誰だって良いに決まっています。


そういった意味でもDWMは、市場平均と同程度銘柄分散しつつ、ちょっとティルトした商品が欲しい人向け。そんな一番受け入れられそうなETFを先ず持ってくるベキではなかろうか?