駆け出しの頃に読んだ (主に株式にまつわる) 本からの理解で、
- 分散する
- 市場平均は偏っており、運用に使う場合はあくまで一部で
- 長期では小型株で且つ、割安株が良い
そこから、3. を一応考慮した商品を意識して組み入れているわけです。保有分からDGS (新興国) を追い出した事もあり、徐々にウェイトは下がっていますが。
長期で良いと言っても、長期とはどの程度なのか。100年?
当方は先の書籍達の中で、Robert Haugen
R.I.P. (1942-2013) が書いていた10年の倍で20年と都合良く解釈しています。それに加えて以下のデータから10年ではグロースに負け。
[2004-2014] | [2005-2014] |
 |  |
[2006-2014] | [2007-2014] |
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[2008-2014] | [2009-2014] |
 |  |
[2010-2014] | [2011-2014] |
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[2012-2014] | [2013-2014] |
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ここのところ成長期待の高いヘルスケア (バイオ) が多めのVBKがマズイ方向に行っているので、バリュー株のリスク / リターンが良く見えていますが、この先10年でVBRがグロースを圧倒する程の差を生むのか?
一度しかない運用期間で、ダイヤモンド・ヘッドに辿り着くかは五分五分でしょう。
少し角度を変えて、株式投資の事。
自分のポートフォリオに占める銘柄は、Mega ~ Largeの時価総額に固めています。それはそれで考えがあってこうなっていますが、1つ2つMid以下の銘柄もスパイスに良いのでは?と。
アノマリーの利用という意味では、いわずとも時価総額が小さい = Small Firm Effect、アナリスト調査等注目されにくい = Neglected Firm Effectは半自動的に達成しています。
そこから狙うところ、、相対的3低レシオとバリュエーションが良く、株主に継続してキャッシュを見せる事が出来て(有配 + 増配意欲)、更には業界で楔が効いてそうな企業。そして、も一つわがまま言うと、何やっているかわかりやすいと尚良し。
そんな条件を全て網羅しているとは言えませんが、最も気になる企業。
Textainer Group Holdings (NYSE : TGH)です。
まぁ、バリュー株らしい内容。詳らかにしてもしょうがないので、気になっているって事で。
ちなみに、どのような商品が銘柄を組み込んでいるのか、馴染みのある物だけ取り上げてみると、
- PowerShares International Dividend Achievers Portfolio
- Vanguard Small Cap
- Vanguard Total Stock Market
- DFA US Small Cap I
- Vanguard Small Cap Value
- PowerShares KBW High Dividend Yield Financial Portfolio
- iShares Russell 2000 Value
スモール系に入っているのは当然として、PowerSharesは意外。
先ず、PIDでは上から4番目のウェイトです (ただ上位3つはLPだったり)
もう一つのKBWDは、Financial Services 54.64% , REIT 43.08% , Industrials 2.28% ← TGH と、意外より不思議。
ついでに、視覚で大きさなど。
ナンカこういった企業を見ると、探し物をしているみたいで楽しいっちゃ楽しい。