たまにはインプットしようと、ランダムにアリリタやエセリタ (貧困系やFIRE情報ビジネス) 界隈の発信をザッピングしていてフト思った事。
それは全く意味のないお話、FIの基準なんですが ^ ^
自身、FI (経済的独立、自立) は、
- ライスワーク不要 = 最低限FI
- 浪費も可能である = 普通のFI
- 贅沢に制約がない = 対象外 (もはや FF , 経済的自由)
ですが、残存年数や家族構成、必要費用がいくらかはそれぞれ違うし、それを賄う資産額と期待リターンなどなど千差万別なわけで。
やや強引に考えてみると
まずはライスワーク不要の範囲。
たぶんコレの幅が分かれば、最低限FIのアタリをつけることができそうな。分かってどうなるものでもないけど ^ ^;
ぺぺっと仮説を立てて、参考になりそうな資料を拾ってみる。
- 下限値 ・・・ 生活保護からの値
- 上限値 ・・・ 可処分所得中央値
不遇にせよ悪用にせよ、『健康で文化的な最低限度の生活』の費用として受け取れるので、それを下限値とする事には妥当性がある気がします。
そこから幅の下限値は、
- 生活保護費
- 社会保障税
- 医療費の自己負担額
下限値 (月額)
地域によってA.とB.は変動するようですが、まぁ、プラマイ1万円程度だろう仮定で、当方在住エリアを見ると、
- 生活保護費
~40歳 独身 116,420 (生活 76,420 + 住宅 40,000)
41~59歳 独身 117,240 (生活 77,240 + 住宅 40,000)
~59歳 二人 171,490 (生活123,490 + 住宅 48,000)
- 社会保障税
独身 18,576 (仕送り税 16,520 + 国保税 2,056)
二人 36,133 (仕送り税 33,040 + 国保税 3,093)
C.医療費の自己負担額はなーんとなくで一人あたり、~40歳は3,000、41歳~は5,000としますかね。
上限値 (月額)
いわゆるサラリーマンの世代別年収中央値✕0.8を可処分所得と仮定。
その中央値は、残念ですが女性の方が低くなるのでそちらで。面倒なので検索ヒットした一つ目の情報を全面的に採用しています。
千円単位で丸めた可処分所得中央値は、
- 20代 173,000 (257,000)
- 30代 190,000 (284,000)
- 40代 198,000 (294,000)
この値を独身として、( ) 内は二人世帯の場合。
一般的にはで良い気がしますが、生活保護の関係と近いとしています。
ライスワーク不要 = 最低限FI、まとめると
年換算した最低限FIの必要費用一覧。
見やすくなるよう、だいぶ大雑把に万単位で丸めています。
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おっ、なんかソレっぽい感じじゃない?
そこから持ち家派は家賃相当を、修繕費用や固定資産税を考慮しつつテキトーに差っ引くとおk。
下限値以下で、『健康で文化的な最低限度の生活』が出来ているなら、かなりやりくりが上手いとか、倹約の向こう側に行き着いた猛者。
上限値以上で、『健康で文化的な最低限度の生活』が出来ていないなら、何か間違っているとか、身の丈に合っていないとか、支出の箍が外れている。
そんな簡易判定に使えそう?
必要な資産額は、これを幻の4%ルールにあてはめるなら税考慮した額で想定すればいいし、預金溺愛の場合は期待インフレと金利を加減しつつ余命まで想定で。
年金は?
それはFIの基準から違うハナシ。それに上表範囲の世代が、蜘蛛の糸を確実に掴める可能性、運良く掴める前提でも、そのリターン設定が簡単ではないので保守的考えていた方が、と思う。
まぁ全編、独断と偏見によるただのヨタですが ^ ^
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