自分は誠に残念ながら近年で最大の株価下落記録である、リーマン時に株式投資や、株価指数商品などリスク資産で運用していなかったので未経験。(正確には不動産にブッ込んでましたww)
さて、その時のような大きな下落はロンガーにとっては将来の糧で、これから積んでいく間は嬉しい期間。教科書的には、リスク許容度に合わせ債券をポートフォリオに適量盛り込む流れが一般的。でしたっけ?
そこで先ず債券を見てみると、
|============================ 短期国債 ============================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
|============================ 長期国債 ============================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
これだけ見れば株式いらんのじゃないかと思うフシはありますが。
賢者ポートフォリオをドルベースで考えた場合で、かなり保守的に株式 45% : 債券 55% でどうなるか。
|======================= 市場平均 + 短期国債 =======================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
|======================= 市場平均 + 長期国債 =======================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
市場平均はハイリスク過ぎ。有事で半値上等はかなわんと思う向きは、民需中心の地味で手堅い収益力のあるセクターを市場平均の代わりに組入れする事になります。
|========================== コンサバティブ ==========================| | |
[2007.10.12 ~ 2009.02.27] | [2007.10.12 ~ 2015.02.20] |
しかしなんで低リスク,低ベータが良かったのか?これ (は日本のケースですが) とかヒントっぽいんですが。
アセットクラス管理での資産運用で、単にお金の得喪のみを見ている運用者にはわからない、株式に投資している投資家であれば、実体験から腹に落ちる話ですね。
「リスクが高い証券に投資した場合の期待リターンは、リスクが低い証券に投資した場合のそれに比べて高い」との伝統的ファイナンス理論の「常識」に反し、現実の株式市場では、事前に測定された個別証券のベータ値とその後に実現されるリターンとの間、そして事前に測定された個別証券の銘柄固有ボラティリティとその後に実現されるリターンとの間に、それぞれ負の相関が観察される。
そして、なんでそうなるのか?レポートを荒っぽく纏めると、参加者の仕事上都合や無批判追随者も巻き込み、平均の質が悪化しリターンが殺がれていると。
すると、よくβ派な人がデイトレーダーに感謝の念を表明したり、アクティブ投信に一部サテライト運用とか正に盗人に追い銭な話。アクティブ投信に手数料もお支払しているので2重にヤラレる算段ですね。
阿鼻叫喚で回りが血をダラダラ流している中、リーマン前~リーマン底で微プラ。結果現在まで保有で、S&P500をアウトパフォーム。比較低リスク (=高リターン) のVDC単体でも得られない安定感ですね。
返信削除コンサバティブ・・・これはどんな銘柄で組んだポートフォリオなんでしょうか?教えてください。
私もこれで資産運用したいです☆
市場平均はハイリスク過ぎ。有事で半値上等はかなわんと思う向きは、民需中心の地味で手堅い収益力のあるセクターを市場平均の代わりに組入れする事になります。