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2/13/2015

それを改悪と呼ぶ

なんともオヨヨなお話。

EXE-i グローバル中小型株式ファンドが投資対照指数変更で超低コストファンドになる? | cubの日記 コツコツ投資で2千万貯めました

cubさんは概ね期待を込め好意的にまとめていますが、自分は何時もの違う角度 (と、言うかDCで全ツッパしている故) からこの事について記録。



EXE-i中の人に助言しているのが、なんとモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社だそうで。知りたいのは、参考指標の変更だけの指南のみに徹して、モーニングスターの人はMorningstar USから得た情報を合わせて提供したりしないんでしょうか......

基本バンガードにあってFeeの差が微細な場合はバンガード。以下、変更前の組入れETF (VB) と、変更後の組入れETF (SCHA) の比較。



これを見て、それでもシュワブです?

0.01%の差や、短期的にFoFが参考指標と一致していない事がそんなに重要なんでしょうか。
VB + VSSの半々保有で指標を気にしない方が、おそらく過半の個人が満足すると思えるんですけどね。(自分だけか?


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2/09/2015

やるね、バンガード。さよなら、VT

ついにきましたね。

50本の米国籍バンガードETF™の新規取扱いを開始 ~ETF取扱い本数は計67本に~ | バンガード


2015年2月9日(東京)―世界最大級の投信会社ザ・バンガード・グループ・インクが運用し、NYSE アーカ取引所、およびNASDAQに上場する50本の米国籍ETFが、近日中に株式会社SBI証券、マネックス証券株式会社、楽天証券株式会社(50音順)等の各証券会社を通じて日本の個人投資家向けに販売が開始されます。


こうなるとMSCIコクサイなんぞ、旧石器時代のクールな運用先と言われそうですね。

個人的には、SBIの特定口座で環境が整うので (1,2年内にはそうなってほしい)、2013年からひたすらドルをドルコストしている分が、次の買い場で役立ちそうでなにより。


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2/04/2015

界隈の怪とETF

前提としてリターンは不可知、コストと銘柄分散が評価である場合に例えば、

  • VT , コスト 0.18% , 銘柄数 6,943 (指数 = 7,571)
     ↘
    VTI , コスト 0.05% , 銘柄数 3,796 (指数 = 3,805)
    VXUS , コスト 0.14% , 銘柄数 5,807 (指数 = 5,579)

サイトに挙がってるから買えるのかどうかは別の問題として、前提に沿った場合VTを推奨する理由は全くありませんし、褒められてお喜びもどうかと。本当はもっと分散出来て経費率下げれまっせ、それを言うのが壇上でのお仕事じゃありませんかね?



さて話を戻して。



  • KXI , コスト 0.48% , 銘柄数 99
     ↘
    VDC , コスト 0.12% , 銘柄数 100
    IPS , コスト 0.40% , 銘柄数 168


    番外
    XWSD , コスト 0.45% , Swap

VTの件もそうですが、ひと手間半額は業界の常識なんでしょうか?
それでも、もうKXIでいいよと思えるならば、XWSDで全ての手間を省いて気絶が良さげな気がする。


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2/01/2015

スマートベータとセクター

退屈しのぎにひとつ。

例えば、単純なPBRからのバリューとか、イコールウエイトがスマートかどうかは良いとして、敢えて (ベータと比べて) 高いFeeを払う価値があるのかどうか。ベータ (S&P500) より高いリスクで低いリターンの場合、価値なしといえるでしょう。


下のグラフY軸は分配金再投資でのトータルリターンからの年率、X軸はリスクです。

[2007.02.23 - 2015.01.31]



近年商品化した低ボラや最小ボラなどは、更に短い期間の結果になる都合上入れていません。それでもたかが8年弱の中期運用、そんな期間でリスクも何もわからないと言われればその通り。ですが、もしS&P500を選ぶのなら、比較ローリスクのVIGか、ハイリスクのRSPを選びたいところ。

余談、自分にはもう何年も前に色々と保有していた黒歴史があります.......ww



もう少し長い期間、15年の中長期運用から米国セクター別で見てみると、

[2000.01.03 - 2015.01.31]



USMVやSPLVなどでも金融セクターがまぁまぁのシェアを占めていますが、中長期のリスクでは決して安定感はありませんね。



なんぼUSが世界の中心とはいえ、グローバルで見ないのもアレなので期間は短いですが、

[2008.03.26 - 2015.01.31]



書くまでも無く。Consumer StaplesとHealthcare、あとはスパイスを好きに組み込むだけでリスクを下げつつ、期待リターンをほんのり上げても差し支えない仕上がりになりそう。あくまで相対的な意味ですが。


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12/18/2014

おいくらほど?

チョット古いネタ。これはお安いペナルティですねぇ。


105億円の利益はどこから? | 九条清隆 相場観と金融工学

105億円はどこから出てきたかといと、そうした「一見完全に日経平均に連動しているように見えるファンド」保有者が被っているわけです 。ばかげているのですが、保有者が損をしていることを認識していないことが最大の問題なのです。

賢明な方々は一顧だにしないようで、この不都合についてブログ等の発信はありませんね。上の九条氏の苦言と反対に、そういった損失もキチっとトレース (HFの片棒担いで自作自演) しているので、大満足な結果という事でしょう。

それでも、低コスト追及の結果で行き着いた金融商品利用という意味で、気になるのはその乖離を忌避する代わりに払うコスト、ハテそれは如何ほどかと。

見当ったリテールが参加可能な投信と、上場投信(ETF)で5兆ぐらいの資産。統計データから投信全体で150兆程度の総資産として、リテールの5倍で25兆を日経平均連動型と仮定してみましょう。

そして、うはうはしたアレイオンで105億、その他諸々が更に105億ゴチになったとして210億とすると、

Extra Cost = 210 250,000 = 0.084%
10,000円あたり8.4円?

例えば低廉なコストから、SBIでは人気No.2とされている、ニッセイ日経225インデックスファンドのコストが実質年0.3024%という事なので、同ファンドのホルダーではこの件で、通常払う年間コストの½以上を負担した計算になる気が。

ま、仮定の仮定で、本当はもっと多いか少ないかわかりません。どっちにしても、各人そこそこの額をHFやコバンザメに鴨ネギしたんでしょうね。そう考えると、今後資産残高が伸びるであろう伸びきったゴム的なJPX日経400は、もっと高頻度に臨時配給があるんじゃなかろうか。


11/12/2014

VXTYN先物ローンチ

メール来ていたので覗いてみました。



何でもやる感じ、嫌いじゃないですね。

その根本になるインデックスの算定式は、

VXTYN=100 1 τ [2e rt i K put i *P i put K i put 2 + j K call j *P j caii K j call 2 - F K 0 -1 2 ]
だそうで。ふーん、見てみるもんですね。




今あって面白いのはJGBだったりするが.....


11/06/2014

朝星の5は何の5


MorningstarのスターでホールドしているVBRが。



バリュー株反転攻勢元年になるのか?それより気になる事は、星は短期で相対的に良く見た時に多くもらえたりするんでしょうかね。


まぁ、都合の悪い長期で見れば惨澹たる有様でアリマス。DRiP付きで考慮するともう少し差が縮まると思いますが。そういえばVTVがGJされたぐらいなんで、じきVBRもGJされたりして。遅行ジャパンは兎も角、Vanguardにはグローバル・スモール・バリュー連動で商品を作って欲しいもんです (ラッセル以外で)


8/16/2014

結局、基本に忠実なだけでは?

JPX日経400って、株主ATM指数上位のエクセレント企業のケツ蹴り上げるのと、それを理由に無理やりGPIF (と追随する年金) に買わす為のクオリティ指数モドキと思っているんですが (違う?)

と、丁度いいところに、


第227回 スマートベータをどう考えるか | 山崎元「ホンネの投資教室」

尚、JPX日経400は、銘柄選定基準やウェイト付けの考え方はあるが、最終的には人間が判断を行っているので、他のスマートベータ運用とは些か性質が異なる。最終的に人間が判断する事自体が悪いとはいえないが、完全にルールが明確な運用とは区別しておきたい。


判断が定量的でないって、何なのこの指数?
組入れ希望者はUnder the tableが出来たりするんでしょうか? (だったらAmadaが既にやっているかwww


インデックス運用派の人々は、現状のスマートベータ商品であれば、そう気にする必要は無いと思う。例えば、TOPIX連動のファンドを、JPX日経400連動に切り替える意味はない。しばらくは、高見の見物をしていていいと思う。


氏の事なのでこういう締めになるのは当然として、だから東証一部上場株のみ連動が現状最良って淋しいですねぇ。。知恵要らずのトータルストック物すらない、ガンホーとかミクシィみたいな時価総額大きいのに1本のファンドでBET出来ない先進国って、、全市場154位と205位を無視するのは買い上げられた順にホールドする事を是とするにはアレじゃないかと思う。

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冗談はこれぐらいに、スマートベータが変な呼び名という事は置いといて、たった20年でどうだったか、MSCIファクター指数でのレポから中々面白い結果を見る事が出来ます。
(下図出典:スマートベータは年金運用の救世主か - ニッセイ基礎研究所)


超過なり安定を狙うにはバリュー寄せがメイン、クオリティが唯一グロース。肝心のリスクとリターンは、


図表4の順位だけ見れば、何でもカチ騰げ大相場でTopixのパフォーマンスが良く映りそうですが、年率を考慮するとケタ外れに悪かった運用対象です。同レポP.3、20年間での累積収益率グラフで一目瞭然ですが、何を買ってもTopixのみ長期運用対象から除外すれば良かった事に。

逆に考えると、どうしようもないくらいの相場が続き、今回の様な官製相場が来た場合はTopixにぶち込む事が最良です。ただ、そういった時は、Topixの重い動きより軽快な日経平均の方が効果高いので、先物とMarried putが資金効率からもよさげ。

先物嫌いは、平時とグダグダ相場は高配当ETF・1577でコア運用しつつ大相場が来れば、Topix ETFで短期サテライト、あとは、通勤時の吊り革広告と相談しながらサテライトをExitすれば、数少ない稲妻チャンスの (悪くても) おこぼれにあずかれそうです。

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戻って、上の結果では高配当が異常に良い。レポでは、


この理由は次のように考えられる。高配当利回り指数は組入銘柄を選定する際に収益性や財務体質も考慮する。また、配当性向が極端に高い“背伸び配当銘柄”を除外している。このため、指数はいわゆる優良企業を多く含むと考えられる。しかも、配当利回りが高いということは、株価が実力よりも低く評価された“真の割安株”である可能性が高い。このため過小評価された株価が修正される過程でキャピタルリターンも高くなったと考えられる。


思うに、基本に忠実な選定で分散してじっとしていればいいって話ですよね。ユニーク・リスクの影響をある程度下げる数を持てれば個別でも同じでしょう。

機関と違って個人は、例えばETF・1577の様に売買インパクトを考慮した制限を設定する必要がないので、銘柄選択自由度も比較にならないぐらいあります。そう考えると弱小個人はかなり優位ではなかろうかと。

これ言うまでも無く、資金と時間があり、市場平均との乖離をいちいち気にしない前提ですが。 (気にすると、世の中と同じ罠に嵌ってクソ株JCがオチ)


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7/11/2014

孫の手を欲する

またまた拡充されていますね。

生活必需品セクターファンド XLP がオススメ(KXIとの比較)


あるとないとで環境に雲泥の差は確かにあるでしょう。だがしかし、

XLPだけでは商品運用の華である (加重の方法がとってもアレなのは兎も角、盲目的に) 銘柄分散がぁ.....

不足のお手当てとしてPowerShares PSCC (Cons Staples Small-Cap , ER 0.29% 20銘柄) が買えてもVDCの6割の銘柄数でしかない。そしてPSCCを買う手段はコクナイネット証券にはない。

[ VDC vs XLP ] [ VTI vs SPY ]

比較に市場平均を並べてみましたが、概ねMid以下の作用がその差になっている模様。

そこからも、リテール相手でやるべき事はVDCを買える環境、否、Vanguardの全ETFを店の棚に揃える事でしょう。もっと欲を言えば根本にあるMutual fundがスプレッドを考慮すれば一番いいわけですが。

1万ドル単位で買う人も多いだろうし、Investor SharesのみならずAdmiral Sharesの両方で。そんな世界になれば、現状のままであれば和製パッシブ・ファンドは必要なくなりますから、そんな夢物語があったとしても既得権者のチカラで霧散する事請け合い。


-------

戻ってカイガイETFの話。

Vanguardでは不便で、機関が好むSPDRセクターETFが最良だろう使い方はCsp&Ccです。S&P500 (SPY) やRussell2000 (IWM) ほどでは無いにせよ、特に金融 (XLF) やエネルギー (XLE) の出合いはまずまずあります。

それを上手く利用し、バックテストか閃き予想か、はたまた罫線屋さんとCWI信者の様なチャート分析なのかは各々として、カバード・オプションが出来れば、良いと思うセクターを自分で選びつつ、超過収益を期待したり、外れたとしても多くの期間でリスク / リターンを改善出来ると。

何もかもタラレバですけどね。


6/24/2014

24時間戦えますか?

今月は疑問符月間ww

CBOE Futures Exchange Set For June 22 Launch Of 24-Hour VIX Futures Trading

既にな話みたいですが、今朝気付く鈍感さ。

世の中はめまぐるしく変化しているんですね。ふと気が付くと、WisdomTreeのDFE (WisdomTree Europe SmallCap Dividend Fund) も日本で買えたりもしてますし。


4/16/2014

小さきもの (それでいてホットでないもの)

駆け出しの頃に読んだ (主に株式にまつわる) 本からの理解で、
  1. 分散する
  2. 市場平均は偏っており、運用に使う場合はあくまで一部で
  3. 長期では小型株で且つ、割安株が良い
そこから、3. を一応考慮した商品を意識して組み入れているわけです。保有分からDGS (新興国) を追い出した事もあり、徐々にウェイトは下がっていますが。


長期で良いと言っても、長期とはどの程度なのか。100年?

当方は先の書籍達の中で、Robert Haugen R.I.P. (1942-2013)  が書いていた10年の倍で20年と都合良く解釈しています。それに加えて以下のデータから10年ではグロースに負け。

[2004-2014][2005-2014]

[2006-2014][2007-2014]

[2008-2014][2009-2014]

[2010-2014][2011-2014]

[2012-2014][2013-2014]

ここのところ成長期待の高いヘルスケア (バイオ) が多めのVBKがマズイ方向に行っているので、バリュー株のリスク / リターンが良く見えていますが、この先10年でVBRがグロースを圧倒する程の差を生むのか?

一度しかない運用期間で、ダイヤモンド・ヘッドに辿り着くかは五分五分でしょう。



少し角度を変えて、株式投資の事。

自分のポートフォリオに占める銘柄は、Mega ~ Largeの時価総額に固めています。それはそれで考えがあってこうなっていますが、1つ2つMid以下の銘柄もスパイスに良いのでは?と。

アノマリーの利用という意味では、いわずとも時価総額が小さい = Small Firm Effect、アナリスト調査等注目されにくい = Neglected Firm Effectは半自動的に達成しています。

そこから狙うところ、、相対的3低レシオとバリュエーションが良く、株主に継続してキャッシュを見せる事が出来て(有配 + 増配意欲)、更には業界で楔が効いてそうな企業。そして、も一つわがまま言うと、何やっているかわかりやすいと尚良し。


そんな条件を全て網羅しているとは言えませんが、最も気になる企業。
Textainer Group Holdings (NYSE : TGH)です。



まぁ、バリュー株らしい内容。詳らかにしてもしょうがないので、気になっているって事で。



ちなみに、どのような商品が銘柄を組み込んでいるのか、馴染みのある物だけ取り上げてみると、
  • PowerShares International Dividend Achievers Portfolio
  • Vanguard Small Cap
  • Vanguard Total Stock Market
  • DFA US Small Cap I
  • Vanguard Small Cap Value
  • PowerShares KBW High Dividend Yield Financial Portfolio
  • iShares Russell 2000 Value
スモール系に入っているのは当然として、PowerSharesは意外。

先ず、PIDでは上から4番目のウェイトです (ただ上位3つはLPだったり)
もう一つのKBWDは、Financial Services 54.64% , REIT 43.08% , Industrials 2.28% ← TGH と、意外より不思議。



ついでに、視覚で大きさなど。

ナンカこういった企業を見ると、探し物をしているみたいで楽しいっちゃ楽しい。


3/12/2014

妄想ポートフォリオ

配当株運用の敵は、壱に年貢・弐に減配・参、肆は無くて、禿電話 (註:TとVZ株主の場合) という、冗談のような本音はさておき。。

ちょっと古い話ですが、

◆ 配当への課税強化検討 政府税調、法人税下げの代替財源候補に | Nikkei Inc.

 政府税制調査会は法人実効税率引き下げの代替財源の候補として、株式の配当などにかかる税率の引き上げを検討する。法人税関連の政策減税の見直しだけでは減収分を補えないためだ。

バッジ付けたエキスパートかエスパー伊東か知りませんが、奪い易いところから掠め取ろうとする発想はナカナカ恐ろしいですね。では抗って、いっそソノ呪縛からサクッと逃れる術は無いかと考えたくなるのが人のサガというものでしょう。

手立てとして、
  1. 無配当株のみで組み直す
  2. 現物から無配商品に切り替える

1.は本末転倒の手段なので却下。まぁ、パネラブレッドとチェサピーク・エナジーとグーグルとか、真剣に探せば出来そうな気もスルが...

2.は?自分好みに近い物を探してみると、

Weight Ticker Funds / Companies Fee
20.0% XEQD  S&P 500® Equal Weight 0.30%
20.0% XWSD  MSCI World Consumer Staples 0.45%
15.0% XWHD  MSCI World Health Care 0.45%
15.0% XWED  MSCI World Energy 0.45%
10.0% BRK.B  Berkshire Hathaway Inc Class B -
2.5% XECS  MSCI EM Consumer Staples 0.65%
2.5% XMEH  MSCI EM Healthcare 0.65%
2.5% XMKE  MSCI EM Energy 0.65%
2.5% D5BL  MSCI Europe Value 0.40%
2.5% XXSC  MSCI Europe Small Cap 0.40%
2.5% XESC  Euro Stoxx 50® 0.00%
2.5% XDUK  FTSE 100 0.09%
2.5% XCAD  MSCI Canada 0.35%

生活必需品、ヘルスケア、エネルギーの3本柱に、米欧の小型寄せ・バリュー寄せ。ついでに欧州と北米の代表的指数、ダウの代替はバフェ爺を追加。んー、意外に悪くないです。

暗黒時代が本当に来るのなら真剣に考えなければなりませんね。


2/08/2014

プット・コール・パリティからリスク・パリティ、そしてリスコンに流れついてナニコレ

出勤しても静かな環境になる土曜日。遅めの昼食がてらどうでもいいログ、古いネタを穿る。大体、長いタイトルの時は一段とロクでない内容ですw


御題のプット・コール・パリティはオプネタなので割愛し、リスク・パリティに移って暫し散策

Wikiの図から、株式・債券の2資産でレバレッジを掛けない場合、概ね株式14.3 : 債券85.7で基から6割弱サイズダウン版のリスク・パリティ・ポートフォリオとなるのかな?今一つ判っていませんが、また暇な時にでも調べてみよう。


して本題、今日一番目を惹いたのが、ETFでありながら「愛称:NISA向けリスコン5(10)」

リスコン?ケンとメリーみたいな?(注:生まれてません

 - 引用 -

 東証:リスクコントロール指標

  ~ 前略 ~

  • ダウンサイドリスクを抑えた長期投資

    TOPIXリスクコントロール指数は、過去データに基づくテストにおいてボラティリティが一定 範囲に抑制され、ダウンサイドリスクが低減されたことを実証しております。

    特に長期的な低リスク投資を目指す投資をサポートするベンチマークとなることを期待して おります。

  ~ 以下略 ~


なるほどなるほど。




何コノ横一列。

「ダウン・サイド・リスクはバッチリ抑えました。ついでにアップ・サイドも抑えときました」ですな。

というのか、仮に修正単純平均型 (N225) と時価総額加重型 (TOPIX) が長期でどっこいどっこいとすれば、リスクコントロールを考える以前、wrong choiceに他ならず問題なのは対象であって、発想そのものはアリだと思います。

まぁ、外部要因でガチャガチャ動くおもちゃに張る場合、提灯記事が踊り出す猿相場まで寝ていて、値嵩や高βのディープ・シクリカル銘柄に少々乗り遅れでも乗っかる。そして出口の利確を大きく誤らずに現金化して外野観戦。

それをヒタスラ機械的に実行すると、信託報酬払ってまでリスコン商品をわざわざ買ったり、絶対視されている長期B&H (下落時は塩漬け + 人によっては無限ナンピン、上昇時は高値追い銭)を初志貫徹するより、低リスク・高リターンになりそうな気もするのですが。。。。


戻って、「愛称:NISA向けリスコン5(10)」

そもNISAって物は、投資初心者(←嵌め込み表現っぽくてキライです) は消防署効果に引き寄せられ財布行き。一方、玄人衆はハイ・リターンを夢見て即効全ツッパが制度の肝なんではないのでしょうか。

そこに来てのリスコン、ニーズありますん?これが今日一番理解出来ていません。


1/21/2014

ゼロの魅力

昨年秋頃から特に理由はないですが、欧州に興味があります。

そうそうそうと、ADRやピンクシートでなくても直接買えばいい事を思い出し、TotalやEni、L'OrealやらLVMHとかユーロ圏企業を順々に見ていてフト。

そういったユーロ圏のデカい目なんだから、Euro Stoxx 50の構成銘柄に入っているはず。

とすれば、そのインデックスの組成に不満が無ければ、エクスペンス・レシオが0%のdb x-trackers物があったよねー、と。

先の企業群も含めて投資としては情報収集不足だったり、そこまでの興味を感じなかったり。圏

それでいて得喪のみで賭けたい、そんな時こそ役立つのが金融商品です。

DBXは多くがシンセ物のようですが、利用者がそこに拘る理由もないと思っています。対象になる商品を見ると、XESCXESXですが、中途の面倒もゼロで考えるとSCでしょうか。



差分はReinvestment効果?だとすれば、EXITまではナンもかもゼロで良いとこどり出来そうなんですけど。


12/28/2013

市場丸ごとポートフォリオの内訳

今年は人並みの休暇が確保出来やれやれです。

大掃除は翌日にまわし、データ整理などどうでもイイ事から始めているのですが、2009年あたりに考えていた運用の妄想メモwwを発見したので、今はどうなんだろう?と、思い立った暇潰しです。

------

需給によるアゲサゲを簡単に享受したい場合、市場丸ごと抱える手法が推奨されています。例えば米国の場合、Russell 3000であったりトータル・マーケット物を1本で済ませるというのが凡庸。

散見する推奨商品ではバンガードのVTIとなるわけですが、そのVTIはその他の市場平均物と同様に超大型・大型株で75%以上。Morningstarの通りのマーケットキャップ配分を、時価総額毎に分解したバンガードの商品を使ってバックテストしてみると、



ピタリ一致。VTI = MGC + VV + VO + VB です。(現在のベンチマークはMSCIではなくCRSPです)


VTIが本当に個人の運用で理想的なのかはサテオキ、個人でマーケットキャップの偏りを是正したいとか、どの本 (タブンLarry E. Swedroeだと思う) だったか忘れてしまいましたが、平均とは大型成長株に大きく傾けた歪な指数なので、そういった連動商品のみで運用を完結する事は望ましくない。とか何とかありましたし、当時は色々と思案した覚えがあります。

故に現在の自分は妄想が昇華し、商品を使った運用は小型割安のみで片張りなワケなんですけど。

そしてそのマーケット・ポートフォリオがデカイモノに偏っている事はお猿さんでも判るわけですが、成長株偏重なのかはコレでは見えません。物はついでに調べてみると、リスク・リターンのつり合いから下の様な配分になります。

  1. MGC (超大型株ブレンド)

    MGK(成長株)48%
    MGV(割安株)52%


  2. VV (大型株ブレンド)

    VUG(成長株)63%
    VTV(割安株)37%


  3. VO (中型株ブレンド)

    VOT(成長株)100%
    VOE(割安株)0%


  4. VB (小型株ブレンド)

    VBK(成長株)68%
    VBR(割安株)32%

超大型は成長・割安のバランスが取れた概ね半々、大型以下が歪です。中型に至っては割安株の出番は一切ありません。市場丸ごとポートフォリオは教科書通り成長株に依存している事は確かのようです。だからどうした、歪だろうが安易で安価で儲かれば何でもいいんじゃない?となり、オチは特にありませんが。

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と、つまらない事を書いている内に飯の仕込み時間が来たのでここら辺で。運用で年内書く事もありませんし、2013年は丁度110本目でブログ納めですね。

それでは良いお年を。


12/21/2013

残キャッシュの向け先

よくわからないオプションの備忘録に続いて買ったらかしw 運用の備忘録。

ちまた、"海外口座を使う際のリスクが表面化した一例だ" などなど言われた、Firstrade新規開設不可のニュースがありました。(現時点、Apex clearing執行方針によりとの情報なので、""氏の様なお上?説ではなく、既存は影響なし)

自分は折角の機会と、愚図愚図と放っていた件に着手し、やっとInteractive Brokersに短期運用は切り分け。移管はホント楽チンでした。


さて本題。その資産移動で残った (残した) キャッシュの向け先。

趣味的投資で1銘柄増やすか?ただ、生活必需品に多くを配しているので、BTI、PMなど煙草銘柄やRBGLY、CLXの日用品・NSRGY、BUDの飲食も今必要に感じません。煙草以外は、そも高いし。

資源系もオイルメジャー4つで十分、パイプラインも高過ぎの印象。BBLやVALEなど鉱業は振れ幅デカ過ぎです。タイミング次第でありかもしれませんが、今は無いです。

ヘルスケアはLLYがよさげに感じますが、素人的にAZNがあるから微妙。もう少しお安く買えるのであればBAXか。その他、医療機器系は完全に期を逃がしてます。


アレコレ考えるのは楽しいですが、当分買い場ではないでしょうね。
するとインデックス、上場投機信託 (ETF) の出番か。



自分がポジション建てた時期からにしていますが、綺麗に別れていますね。
実際は、調整があった時に買い増し + Drip のナンピンで、
  • VBR 52.64%
  • DLS 42.41%
  • DGS 0.68%

となっています。

来年新興国がアカン子になるんだったら、腐臭漂う頃合いでナンピンするべくキャッシュで待機しておくのが良いかもしれない。


果たして、それはDGSで良いのか?

と、思い立ったので久しぶりにETF Databaseを確認してみるも、クローズの可能性が低く複数新興国物でDGSより魅力のある商品........やっぱり無いな。


8/11/2013

夏の一日

今日から盆休み。

なのに我が家の犬一匹がヘマして靭帯断裂で安静決定。よってスケジュールが一気に空白。と、いう事でBlogを巡回したり本を読んだり。

Reminiscences of a Stock Operator | Edwin Lefevre。アマゾンのレビューにもある様に邦題が?な事は兎も角、引っ張り出しての再読。トレーダーなら一度は的な一冊で、巷溢れる長期投資手法本とは違い、投機故の失敗談が多く面白い読み物です。(変わらず読書感想文は書けないww)


さて、自分事でも。

先週金曜日にポートフォリオ内、インデックス運用の一部である北米除く先進国ETFのDLSを、いつもの最低売買金額に相当する18%分を売却。全体にキナ臭い感じもするし、そう思うならリバランスを言い訳に利確しましょうと。

これで米:先進:新興インデックス運用の割合が1:1:0.85程度になり、ポートフォリオ全体の2割強まで縮小。



当面はこのくらいの割合を目安にしていくつもりです。

折角の空白だらけな連休が出来たので、運用思案はほどほどに、ライフプランと趣味に時間を費やす事にします。


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8/01/2013

誰に遠慮してるの?

へぇー知恵の木がついに買えるんですかそうですか.............


あ、、



DEMね、



えーー、、



DWMは?


在るがままこそ投資の王道 (Topix) らしいので、山水の空き枠に8月末から仲間入りする我等がex大証の雄、キムラタンのお買い上げを皆様ヨロシク。とは少々趣きが違いますが、DWMの大元、北米外先進国EAFE (EFA) では市況で飛びつかれ素っ高値∴組入れ出来る銘柄としてモルスタ認定∴ガンホー組入れ。

その様な刹那的選択を、配当フィルタによって影響を少し和らげる。良い物を選ぶのでは無く、クソなりボロの影響低減。石をくれても無配の銘柄は排除できますし、結果7年ではアウトパフォーム中。同じリスクならリターン高い方が誰だって良いに決まっています。


そういった意味でもDWMは、市場平均と同程度銘柄分散しつつ、ちょっとティルトした商品が欲しい人向け。そんな一番受け入れられそうなETFを先ず持ってくるベキではなかろうか?

6/09/2013

むしろ判断が難しい

預かる資金が大きくなれば苦労も多いようで.............

ひふみ投信が日経平均に負けている件 | 鴨とネギの投資生活

ネット証券でも取り扱いになって、プラスを積み立てしてますといった記事も散見するので、コントロールが段々難しいところまで来ていそうな。


ジム・クレーマーの本で、ボーグルも資金量をコントロールすれば、平均のアウトパフォームは可能とか何とかありましたが、ここもそんな感じで劣化していくんでしょうかね?


そこから導かれる手法は、小粒な頃に見つけて一括でガッツリ買い込み、放置。

すると、必ず現れる提灯点け回る人の大量発生 → メクラ買いが始まったら手仕舞い。コレが、アグレッシブなアクティブファンドを運用に組込む時の合理的な賭け方な気がします。


って、そんなに上手く伸びるファンドの判断や、手仕舞いの判断が出来れば誰も苦労しないかもしれませんね。お高いFeeから見ても、余程鼻が効くタイプ以外の人は皆、只の財布になりそうです。

3/25/2013

EXE-iを見てみる

ほほぅ、興味深いですね。

インデックス投信のリーサル・ウェポン? EXE-i(エグゼアイ)登場 | Cabの日記

リンク先なども拝見すると、詳しくありました。

FoFということで、EXE-i グローバル中小型株式ファンドあたりを見てみましたが、??な構成です。

TickerWeightFee'Fee''ΣFee
VB50%0.10%0.2415%0.5155%
SCZ40%0.40%
DGS10%0.64%


あのー、カナダ。。。


を考慮し例えば、VB+VSSであれば、

TickerWeightFee'Fee''ΣFee
VB50%0.10%0.2415%0.4200%
VSS50%0.25%


と、いうか他でシュワブ使っているんだし、賭ける人は皆0.001%でも低くのコスト命って考えると、

TickerWeightFee'Fee''ΣFee
SCHA50%0.08%0.2415%0.4100%
VSS50%0.25%


とか、コスト命 + 少しの欲であれば、

TickerWeightFee'Fee''ΣFee
SCHA50%0.08%0.2415%0.4255%
SCHC40%0.20%
DGS10%0.64%


って、なりません事?


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