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2/02/2013

ファンド投資の難しさ

自分は中長期目線でのリスク資産のうち、10%をDEMに投じています。それを踏まえての事です。

Is Our Favorite Emerging-Markets Equity ETF Getting Riskier? | Morningstar.com
【悲報】おまいら、DEM のリスクが上昇しているらしいぞ。逃げろ!| HYIP de orz


過去ラージキャップもETFで運用していましたが、順次先進国は個別配当株への置き換えで処分し、唯一新興国ラージDEMのみ分散の呪縛?から残していました。上の記事もあるし丁度いい機会ですので、保有の是非について頭を整理しようと思います。


■DEM WisdomTree Emerging Markets Equity Income Fund
  • Expense Ratio 0.63%
  • Holdings 238
  • Country 17
    Taiwan19.71%
    China16.56%
    Russia13.16%
    Brazil12.29%
    S.Africa7.82%
    Thailand5.60%
    Malaysia4.31%
    Poland4.00%
    Turkey3.75%
    Korea2.81%
    Mexico2.76%
    Czech Republic2.10%
    Indonesia1.90%
    Chile1.81%
    Philippines1.14%
    Hungary0.18%
    Argentina0.10%

BRICSならぬTBRCSで7割占めていますね。以前から台湾が多い事は認識していましたが、改めて見ると結構な偏りです。

更に投資先をみると、



なんとまぁ、中国建設銀行が8%強。上位10銘柄で33%と極端な配分になっています。

ん??えーと、確か中国銀行や中国建設銀行って粉飾臭くなかったっけ?それが上位を占めてる不思議。配当を支払えるという事は大丈夫なのでしょうか?

もし大丈夫となっても、胡散臭い国の金融株塗れは末恐ろしいポートフォリオ構成です。いつかくる有事の後DEMも、DOO (EAFE高配当・金融セクター抜きETF) の様に変貌するかもしれませんね。

因みに、リンク先記事にも出ていて、似た銘柄数のEEMV (iShares MSCI Emerging Markets Minimum Volatility Index Fund) は上位10銘柄で14.21%と分散されていて、且つそのインデックス自体の目的からも爆死は避けれそうな雰囲気です。Expense Ratio 0.25%もいいですね。

比較としてEELV (Powershares S&P Emerging Markets Low Volatility Portfolio) がありますが、EEMVの方がERも低く回転率も低い。どっちもバリュー寄せのポートフォリオではありませんが、乗り換えるとすれば最良のETFかもしれません。

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さて、自分はどうするのかですが、、、やはり手放す方向に傾いています。

取り敢えず良い地合の内にターゲットセリング、コール売りでEXITしたいところです。通常売買の出来高はそこそこあるDEMですが、オプションはどうなのか確認が必要ですけど。

売却後、新興国への投資ビークルはスモールキャップのDGS一本で良い気がします。今のところ、無理にマーケットキャップ分散までいらないので、オプションの原資にするつもりです。

そうすると投資ポジションが、長期・短期でほぼ半々になっていいバランスかも?と思ったりしています。


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12/06/2012

少し考えてみた

投資(投機)ブロガーの自分には縁も所縁もないイベントですが、恐らく近い世代の方が主催されているので気付いた年には興味を持って見ています。既に周回遅れですがw


10/03/2012

Vanguardのベンチマーク変更

どうでも良い事なんですけどね。

Long-term savings from benchmark changes anticipated for some Vanguard funds | Vanguard

米国 MSCI → CRSP
海外 MSCI → FTSE

自分手持ちファンドは、 MSCI US Small Cap Value Index → CRSP US Small Cap Value Index となるみたいです。


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8/12/2012

投資ビークルの状況 (ETF)

お盆休みでゆっくりしています。今日はポートフォリオ内、ETF運用部分の現状を確認してみました。

第三者的に自分を見ても結構適当な運用をしている感じですが、一応目安はあります。

  1. 40% 新興国 & グローバル小型バリュー株(ETF)
  2. 30% USオプション
  3. 20% 先進国の配当株(個別)
  4. 10% 待機資金 / 投機(日本)

2.、3.の事を記事にする機会が多いですが、1.がメインです。現在少し崩れていますが1.の内訳は、

  • 25% 米国スモールバリュー(VBR)
  • 25% 先進国スモールバリュー(DLS)
  • 50% 新興国バリュー(DEM & DGS)

先進国ラージは3.の個別で代用しているので不要としています。ヘルスケアやエネルギーなども盛り込んでいるのでKXIと比較するのはアレですが、個別株ポートフォリオはKXIと同程度のリスク・リターンだと都合良く仮定しています。

さて、今回ターゲットのETF運用分ですが、低コストを重視しブレンド(平均系)で組込んだ場合はこの様な結果。以下設定期間が2008年なのは、EWX(SPDR S&P Emerging Markets Small Cap)のローンチに合わせての事です。

[米国 VB 25% , 先進国 SCZ 25% , 新興国 VWO 25% EWX 25%]



KXIとの劣後は兎も角、マイナス圏から脱せていないんですね。。


次は、現在自分が投じているバリューバイアスの場合。

[米国 VBR 25% , 先進国 DLS 25% , 新興国 DEM 25% DGS 25%]


辛うじてプラス圏。リーマンと去年のプチショックを通過しての結果と見れば上出来か。


参考までに市場平均で組んだ場合、、、

[米国 IVV 25% , 先進国 VEA 25% , 新興国 VWO 50%]



リターンの残念さもありますが、ボラティリティー(リスク)が高いと思っている他の組合せのどれよりも高いのは。。。。

Fund Volatility Return
KXI 21.0% 33.5%
VB , SCZ , VWO , EWX 31.9% -3.2%
VBR , DLS , DEM , DGS 30.2% 7.9%
IVV , VEA , VWO 33.7% -9.0%

所詮4年半程度の1サンプルです。明らかに新興国バリューに助けられている形とはいえ、自分を納得させるには十分な結果です。生活必需品セクター > バリュー > 新興国 & 小型 > 市場平均(大型)と、ある意味イメージ通りで驚きはありませんでした。

6/27/2012

WisdomTree International SmallCap Dividend Fund

分配っていつだったっけ?で、WisdomTreeのサイトを見に行ったら違う事に気がつきました。

[DLS]
Country AllocationWeight
1. Japan25.42%
2. Australia14.85%
3. United Kingdom14.07%
4. Italy5.07%
5. Singapore4.90%
6. Sweden4.32%
7. Germany4.24%
8. France3.85%
9. Spain3.83%
10. Israel3.06%
11. Finland2.59%
12. Hong Kong2.43%
13. New Zealand2.42%
14. Netherlands2.36%
15. Norway1.75%
16. Portugal1.63%
17. Belgium1.38%
18. Ireland0.55%
19. Denmark0.54%
20. Austria0.49%
21. Switzerland0.26%

ついこの間、日本の割合が37%強だったので12%程度減っています。組入比率上位100以内に入っているのは東ソー(4042)のみに。銘柄数も50程度減っていそうです。因みに前を忘れましたが、モルスタEAFE Smallも比率29%ちょいまで減っていますね。

それの作用か、Morningstarのカテゴリーでも漸くスモールバリューと呼べる位置に来ています。



5/20/2012

CCXEが魅力的に映る

コモディティへの投資は予定ありませんが、エネルギーや1次産品の輸出ウェイトが大きい国へは資金を振り向けたいと以前より考えていました。出来ればバリュー寄せのポートフォリオで。

CCXE WisdomTree Commodity Country Equity Fund

元はDBN(International Basic Materials)で縛りがあったようですが、ティッカー変更後はセクター括りではありません。無論WTの配当加重系。
  1. New Zealand (13.59%)
  2. South Africa (13.46%)
  3. Australia (12.94%)
  4. Canada (12.91%)
  5. Chile (12.76%)
  6. Norway (12.03%)
  7. Brazil (11.62%)
  8. Russia (10.69%)

特にカナダ、ロシアは個人的に配分が低いので、いいところまで下がったら買ってみようと思っている商品です。


4/29/2012

エクスペンスレシオ改定

自分は趣味以上で生業ではないミュージシャンでもあるのですが、昨日はライブと打ち上げで随分飲み過ぎました。二日酔いには縁が無い体質なのが救いです。何とか9時ごろには起きて月末の運用まとめに取り掛かってしましたがまだ明日がありましたね、すっかり呆けていました。

折角なので運用関連のサイトを廻ってたらいいニュースが。
コストの変更でVBRを含め、バンガードETFのExpense Ratio改定(4/25・26)があったようです。保有しているVBRは0.23% → 0.21%になり、現時点のマイポートフォリオ全体では0.182%→0.18%に下がりました。自分としてコスト目標は同ファンドで作るシンプル&低コストな組合せの、
  1. 30% BSV (short term bond) 0.11%
  2. 70% VT (total world stock) 0.22%
で運用した場合と同程度で抑える事を目指してしていますので、少しの引き下げでも歓迎すべき内容でした。