10/22/2016

土曜の雑感、のような年末準備の雑感


もう、、というかようやく休息が取れる状態になって、やれやれですw
生存報告的リハビリがてらに更新。


カナダ株 15% → 25% ?


基本売買時は意識して記録・集計していても、この季節までは配当→再投資は記録こそしても集計に意識を向ける事無く。そんな時に、最新組入れ銘柄のカメコ (CCJ) のDRiP状況を見て、大いなる違和感。

Dividend91.13
Other-68.33 (DRiP=8.53102)
Withheld-22.80 (FTR=25%)


い、何時からよ?という流れになって、調べてみようと。


四半期、トランスカナダ (TRP) の場合


先ずは2 , 5 , 8 , 11月配当で確認。

DateFTR
2015.08.0315%
2015.11.0215%
2016.02.0115%
2016.05.0225% ←ココ
2016.08.0125%


変わり目は今年2月以降なのでしょうか。


毎月、ショー・コミュニケーションズ (SJR) の場合


毎月末 (時折月初に反映) 配当で確認。

DateFTR
2016.01.2915%
2016.02.2925% ←ココ
2016.03.3125%
2016.04.2925%
2016.06.0125%


あまり話題になっていないですが、どうも国内ネット証券も違いがあるようですね。


で?


ちょっと疲れたのと夜の別顔があるので、今日はここまで。(続きがあるかは不明ですw

8/09/2016

成れの果て


前場に下がったら 336億 347億 707億お買い上げ出動確定で、

日経平均VI


[ 3ヶ月 ]


[ 10日 ]


日本から高ボラティリティを除いて、一体何の魅力があるんですか?欲望無き買い方って怖いですねぇ。


ゾーン当て


もう世界と全く違う環境に変質し、ちゃちな賭場開帳しているJPX。そこで取るべきポジは、ちょくちょくとアウトライトで入りながらの (本日日中終値で



兎にも角にも提供されている以上、お安く日銀ゲームに参加するしかないでしょう。


にほんブログ村 投資ブログ 投資でFIREへ

8/05/2016

あらためて古典から


恒例のデスマーチが穏やか過ぎで少し怖いお盆前。と言う事で、不気味な静けさに慄きつつも時間が取れたので、書棚整理ついでに古典を読み返してのポジショントーク。


The New Finance : Robert A. Haugen
- Overreaction,Complexity and Uniqueness -




手持ちは3rdですが、現在は上の表紙で4thのようです。

個人の間でもマーケット・ポートフォリオ (というより中身よりコスト) 至上という現在、バリューやボラやサイズなど古来からの物すらスマート呼ばわりされていますが、EMH信奉した本でも (なんで?って思うが)、この異端書でも、

「スマートはどうでもいい。長期はバリュー株じゃよ、そして小型株でな!」

と、いう結論。相当端折って一言で纏めると、ですが。そしてリスクはさておき。


聖杯を探せ


本書では飛躍しすぎて、(長文失礼


ダイヤモンドヘッド?ダイヤモンドバーか?
 今,複利で8%と21.4%の違いの意味について考えてみよう.
 あなたは平均的な投資家で, 毎年2,000 ドルを IRA に投資することができる.さらに, 30歳のあなたは65歳での引退を計画している.
 貯金 (nest egg) を貯めるのに35年残されている.
 あなたはどう投資するだろうか?
 値嵩の成長株 (ポートフォリオ10) と低位な割安株 (ポートフォリオ1) のどちらかに投資できるという選択肢を考えよう.
 名目ドルベースで8%の年率リターンというのは, F&F 研究の期間における平均インフレ率を考えると, 実質ドルベースで年率2.47% となる. この実質リターンで, あなたの貯金は退職時には (実質ドルベースで) 109,232 ドルに成長する. (値嵩株のような) 2.47% の実質リターンを得るものに老後も投資し続けると, 元本に手をつけずに, あなたは毎年 2,698 ドルの退職所得を得ることになるだろう:
     109,232 ドル×2.47% = 1年あたり 2,698 ドル
頑張ってください. 本当に良い老後を!
他方で, あなたが最も低位の株 ...................

~ 略 ~

元本に手をつけずに, 27万9,216 ドルの年収にもなるだろう:
    1,839,369 ドル×15.18% = 1年あたり 279,216 ドル
 考えてみよう.
 30歳の投資家が1年当たりわずか 2,000 ドルを IRA に投資したとしても, 低位株と値嵩株との間の過去パフォーマンスの違いは, 引退時には 100 倍以上の資産にまで膨らんでいる. つまり, 豪華な老後と貧乏な老後ほどの違いになる. あなたは, 老後をダイヤモンドヘッド裏のワイキキビーチで過ごしたいだろうか?それともスモッグでいっぱいのサンゲーブリエルバレーの中のダイヤモンドバーと呼ばれるさえない場所で過ごしたいだろうか?ダイヤモンドバーでの生活は, 金持ちの叔父などの助けを必要とするかもしれない!
 ダイヤモンドヘッドかダイヤモンドバーのどちらに行きたいか?さあ, 選択のときである.

ですって。
(注;値嵩 = グロース , 低位 = バリューと読み替えるべきかと)


えー、リスク資産の成長で複利効果を全面的に信じるの?とか、

小型割安株?そも金融商品貧弱国日本にそんなファンドねーし。(カモン、DFA

ETFによる流動性向上で、今後そこまでリターン差を期待できないでしょ?

等々、おいそれと丸呑み出来る物ではないのですが、2,000ドルを毎年それにBETしたらダイヤモンド・ヘッドへGO、みんなと一緒が安心のマーケット・ポートフォリオだと老後の足しには力及ばずとの事です。

年2,000ドルと言えば、厚生年金基金やDB、企業型DCが無い人の拠出限度額と似た値。即ち信じてみる者のDCは、信仰の壁を越えSBIでEXE-i GS へ全額BETが最善策と言えそうです。(ポジトーク




バックミラーで確認


さて、異端書の示す効果はどうだったでしょう。ACWIでデータが採れる最長期間と、ユーフォリアからのガラを挟んだ期間、焦土から復興期間の3つで見てみます。

Annualized Return
| 2000-2016 | | 2007-2016 | | 2009-2016 |
4.09% 2.10% 13.30%
4.08%0.67%12.54%
6.57%2.39%15.23%
7.87%2.16%15.09%
8.24%3.74%16.98%
9.35%3.40%16.87%









長期でせいぜい3倍強


ついでに上のデータ、2000 ~ 2016 を使って、面倒なので月初にDCが買ったものとし、リスクのない夢の35年推移 (絵空事) でも。

YrACWIACWI SMV
1282,190290,347
51,531,3251,749,967
103,402,9104,486,610
208,486,07715,458,837
3521,183,26767,887,218


想像するリスク量から、ACWIで半値八掛け、ACWI SMVなら半値八掛け二割引きぐらいが期待リターン最頻値になりそうな気が。ドタ勘ですけど。まぁ、何はともあれEXE-i GS はいかがでしょうか?(ポジトーク


にほんブログ村 投資ブログ 投資でFIREへ