6/30/2015

独り言のようなもの (2)

放埓穀潰しドラ息子問題 (Grexit) のお蔭、オプションのDairy P/Lが電動アシスト付き自転車クラスから、ハイブリッド・カーに昇格。

は、さておきw
頂いていたコメントから。(調べればどこにでもありそうな内容の羅列になりそうですが...

カバードコールやLDSでは、期近限月のコールを売りますが

①売るのはATMで良いのでしょうか?
②ITMになった場合ですが、権利行使される可能性はIVの水準によって増減しますか?例えば、低IV時は権利行使される可能性は低く、高IV時は権利行使される可能性は高い、等の傾向はあるのでしょうか?


先ず①について。
※中途の損益 (IV上昇による含み損や、その逆) は無視してあくまで最終日ベースです。

原資産の買い+コール売りのカバード・コール (以下、CCW) や、満期まで9ヶ月以上の強デルタコール買い+コール売りのLDCS。とどのつまり、合成ITMのプット売り。

そこから分岐点として、

  1. 原資産に対する相場観 (上昇幅や到達までの時間をある程度想定) で以って取引する
  2. 過去の結果から最適なリスク/リターンの方法を機械的に取引する

現物なりを買ってのデルタ勝負を、売りのプレミアムで少しピントズレを助けてもらいながら収益化を目指す。その意味でも、A. であれば何の問題もなく決まるはずです。

一方B. の場合、



S&P500 Total Returnが09年3月からしか入手出来なかったので、超ブル相場の結果になりますが、BXM = near the money , BXY = 2% out of the moneyを見ると、採りたいポジションがイメージ出来る気がします。(反転すると悪い時の感じも想像つき易いかと)

CCWはデイトレでIVの変化を収益化しない場合、あくまでデルタ1の原資産 (やLDCSは強デルタ) ロングを補完して収益化を目指す事になるので、何を捨てるかがポジション構築の鍵になると思いますね。

因みに自分の場合オプションでのウェイトは小さいですが、指標と逆指標と怪しい相場観を駆使ww し、売りはITM~7% OTMぐらいまで変動させつつ行っています。それが一定で完全な機械的取引と比較し、優劣がどうなのか?詳細をオープンに出来る程度まで精査していないので何とも言えません。。。


次の②について。

満期時点ITMは説明不要として、満期前ITMコール側の早期行使は配当に他なりません。殆ど現物化した時間的価値の無いDeep ITMコールを買い持ちしていても配当を受け取れないので、買い手は配当落ち前日に行使して配当受取りを選ぶ事になるでしょう。

では、どの程度ITMに喰らい込むと行使されてしまうのか?

時間的価値が配当より小さい場合、簡単にプット・コール・パリティ (正しくはアメリカンの場合、不等号を含む関係式になります) から、


そのコールと同じ行使価格のプットの価値 < 配当額


の関係が成り立つ、ストライク・プライスが行使とホールドの概算目安になるかと。
丁度都合良く、JPモルガン・チェースが7月1日に権利落ちなので一覧で見てみると、
(Mid値で理論値とは少々ズレあり)



水色部が行使対象となりうるストライク・プライス。この範囲のコールを売っている場合は行使される可能性、買っている場合は行使する必要性 (無論コストを考慮しなければなりませんが) ありとみなせるかと。

そして最後にIVの影響。
IVがプレミアムにどう作用するのかをシンプルに考えて、例えば、7月24日の63や64辺りでIVのみを5%上下させてみると、プレミアムの変化 (内包する時間的価値の増減) から、上図水色部 ⇔ 白色部の境目が変わる事でイメージ出来ると思います。


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内容は素人が思いっ切りやっつけで書いていますので、間違っているところが多々あると思います。そこらへんの指摘大歓迎です。

2 件のコメント:

  1. ありがとうございます。

    ほぼ、想定していたご回答でした。
    私の勉強を追認いただいた感があります。

    また時折寄らせていただきます。

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    1. 庭師さん

      いえいえ、お役に立てたかどうか...^^
      また気が向いたらいらしてください。

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