11/26/2014

正しいNISAへの提言()

記事の雑感です。

NISA初年度の総括 | マネーライフ

正直読んでいて、一体誰に向けて発信されているのか又、憂いでいるのかよく判らない内容ですが、
再びNISAキャンペーン
1年前の今頃、NISA制度開始に伴って各金融機関が自社のプライドを賭して、決して他社に渡すまじと既存顧客の囲い込みに躍起となったNISA口座獲得キャンペーンが真っ最中でした。

~省略~

メガバンクでは、リゾート宿泊プレゼントや8万円のグルメギフト券を贈るキャンペーンが実施され、証券会社でも10人に1人が現金1万円をゲット出来るプレゼントキャンペーンを打ち出しています。
初年度7.2% (8万円分下取りだして0.9掛け、税考慮せず) もリターンあるなら、そのキャンペーンがあるメガバンで、短期公社債Fでも適当に買っとけば定期預金より高い確率で良い結果になるし、不見識だろうが別に問題ないんじゃなかろうか。まして、キャンペーンの原資がどこからくるのか考えれば尚。
正しいNISAへの提言
現制度における最大の欠陥と言われる10年の時限や5年の期限を撤廃することは無論です。同時に一般生活者とりわけ預金しか知らない人たちの長期資産形成をあまねく広めるには、NISAをツミタテ投資に限定する、或いはツミタテ投資に対して更に一定の所得控除を認めるなど、少額投資を制度で後押しし、同時に毎月分配型ファンドを思い切って排除するなど、投資対象を長期資産形成目的に絞り込むのです。更には短期売買には10%程度の課税をするなどペナルティさえあっても良いのではないでしょうか。
はいコレ、しゃっちょサン完全にポジショントークですね、期限撤廃は確かにそうかもしれません。

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例えば今が、1999年12月末だとして。
2000年1月から一念発起し、毎月初に1,000、S&P500を買い付けるように自動ツミタテし、一切口座も見ずに時が過ぎ、何やら世間が騒がしいと2009年2月28日に評価したとしましょう。(全て基軸通貨ベース)

  • 投下:110,000 (2009年2月まで110回×1,000)
  • 評価: 74,918 (分配再投資考慮)
  • 差分:-35,082
Are you sure about this? 手法を信じ、3,345日掛けて32%溶かす簡単なお仕事でしたね。期初110,000一括投入では、評価65,120となるので手法上マシだったという傷ナメトークに花咲かす事は可能となります。いうなら、"含み損に耐える集い" に入信的な。

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これだけでは身もフタもない話なので次は、2009年2月28日にケツを割らず、2014年10月まで引続きツミタテし、同年10月31日に評価したとしましょう。

  • 投下:178,000 (2014年10月まで178回×1,000)
  • 評価:342,694 (分配再投資考慮)
  • 差分:164,694
プラスです、よかったですね。5,417日、14.8年続けた成果です。

しかしどうでしょう。
毎月1,000を待機資金積み上げ、ツミタテと同様に株価など一切見ずに毎月初にシラーP/Eのみチェックし、15を2連続下回ったらそれまでに積み上げた資金で購入するという超単純な発想で行った場合は、

  • 投下:111,000 (2009年3月に、それまで積み上げた111回×1,000)
  • 評価:357,087 (分配再投資考慮)
  • 差分:246,087
  • 余剰: 67,000 (2009年4月から67回×1,000の待機資金積み上げ)
  • 最終:424,087 (2014年10月31日の内容、S&P500 357,087 + キャッシュ 67,000)
指標が適切か (少なくともVIXを見るよりは適切と思っていますが) は兎も角、10年以上あればそういった機会は必ず発生すると思うんですね。P/E=15割れ1回や3回でも178回自動ツミタテよりはいい結果です。更に次なる機会用キャッシュがしっかり積み上がってますし。

まぁ、しょせん都合よく切り取った バックテスト ですが。


- 閑話休題 -

長期且つツミタテが是であるかどうか、未来を予測するモデルが存在しない以上、過去に基づきリスクを捉え、都合のいい結果 (期待リターン) を予想し、鉛筆舐めてのエイヤで決めたポートフォリオを構成しハッテルに過ぎません。

リスクを最適化する為に、例えば期待リターンのX倍まで短期で買い上げられればEXITするのも非課税口座の有効活用法でしょう。又、IRAの様に柔軟な制度になれば短期売買 (例えばCcw&Csp) も積極的に活用しない手はありません。

ただ長期保有すればおkと説く事は自由ですが、先ず社長がやるべきは、その高っかい信託報酬の見直しでしょ。バンガードで普通にAdmiral Shareでポートフォリオ組めば0.15%程度では?資金管理と啓蒙活動以外にコスト不要なFoF運営で0.74%とは。。

真っ当に成長マネーとしての意思を自覚したお金がここから創出されなければ、非課税の恩典を与える意味はありません。
もはやイチャモン以外何物でもありませんが、御自身の会社はセカンダリ市場の派生商品を組み合わせ売っておいて意志や自覚も何もないでしょう。これはちょっと何言ってるのかよくわかりませんな。


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