5/11/2013

リスクで見てもリターンで見ても

アクティブ・ファンドは、*1 代表的な指数 (所謂市場平均インデックス) に、運でふるい落とされて更にコスト高が効いて負ける。真偽は兎も角、よく言われてるお話。


一方、(ベンチマーク故) 負けない市場平均と猿と比べた場合は?

【 インデックスとサル(1)-下手の長考、休むに似たり | 医学と投資についての随想 】


どこでも評価の中心を*1 で語るので、この結果に違和感を持つ人も多いかもしれません。この不都合なデータ、悲しいかなサル標準で見れば、PBRや配当加重でも太刀打ち出来ないワケです。

そして、これより判断した場合、時価総額加重を運用対象として一般向けに正解と説くのは、余りにも説明不足な気がします。高コストなファンドに対して低コストの優位性が有る事を除けば、言い換えると、高コストなファンドとの比較以外に優位性は皆無でしょう。

ただ、資産を何世代 (200年とか?) にも渡って継承するような運用であれば、商品の永続する可能性と一切手間要らずの点は、市場平均へ賭けるに値するポイントだと思います。他の手法と比較さえしなければ、その優劣より簡便故の得る物は相当大きい。


一方、サルに勝てなくても *1 では時間上困る人には、20年前はイザ知らず、現在ではETFによって非時価総額加重の商品が充実しているので一考の余地があります。


自分は保有していませんが、上リンク先でも一例に出ていたRSP (Guggenheim S&P 500 Equal Weight) の10年で確認してみます。

[ SPYとの比較 ]

リスクも上がりますが、見合うリターンと言えそうです。


S&P500よりVTIの方が運用上お得感があるので、

[ VTIとの比較 ]

S&P500よりVTIは良好な値になりますが、加重の制約上ミッド + スモール・キャップの効果は相当限定的なのでしょう。


では、VTIと同等のリターンで満足出来るので、リスクを下げたい場合

[ RSP + SHY (短期債券) でリスク低減]

3割近くを短期債券に振り分けての同等リターンは悪くないですね。


では、VTIと同等リスクでアウトパフォームを目論む場合

[ RSP + SHY (短期債券) で同等リスク]

これもまずまずですね。


何れにせよ常に言い訳が必要な機関と違い、個人の運用ではサルには負けても少し手を加える事は有効でしょう。コストで見てもETFでは、インデックス・ファンドと大差は無い物もあるので、ネコシャク相場の内にアレコレ見てみるのもいいんじゃないでしょうか。

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